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実物模型を活用した建築教育

2020年8月28日|大分大学 理工学部
mein_image筋違と間柱

大分大学理工学部創生工学科建築学コースでは、安全、安心、快適で持続可能な建築と都市を創造するために、建築学の基礎となる数学、自然科学、情報技術等に関する基本的知識を習得するとともに、学術・技術・芸術の総合である建築学における建築環境、建築計画、都市計画、建築構造、建築材料・施工を中心とした幅広い最先端の教育を行っている。2013年度には、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の3種類の実物模型を大学敷地内に建設しており、講義・研究でこれらを活用している。

 方形屋根を持つ平屋の木造建物では、筋違、間柱、仕上げ、屋根裏、断熱材等がむき出しになっており、母屋と垂木の接合方法、間柱と筋違の配置方法、断熱材の入れ方等を直に見ることができる。複雑で部材数が多い木造構造の仕組みを理解するのにとてもよい教材である。

 2階建て鉄筋コンクリート造建物の壁面は、一般的なベニア型枠の撥水材仕上げのほかに、杉板本実型枠仕上げ、はつり仕上げとなっており、仕上げによる印象の違いを見て触れることで体感できる。柱梁接合部のスケルトン模型も展示されており、柱、梁、柱梁接合部、壁、スラブの配筋を見ることができる。また、施工時からのコンクリートのひずみの経時変化を計測するためのひずみゲージを打ち込み、建築材料学の研究実験にも使用されている。

 鉄骨造建物には床スラブ付き鉄骨造模型が展示され、柱梁接合部、スタッドボルト、デッキプレート、スラブ配筋、柱脚のディテールを確認できる。また、その他にもトラス梁や間柱等を見ることもできる。

 本コースでは、これらの実物模型を通じて体験することで、建築環境、建築計画、都市計画、建築構造、建築材料・施工の講義で学んだ知識の確実な定着をはかっている。

筋違と仕上げ

筋違と仕上げ

屋根裏

屋根裏

壁に埋め込まれた断熱材

壁に埋め込まれた断熱材

柱梁接合部のスケルトン模型

柱梁接合部のスケルトン模型

床スラブ付き鉄骨造模型

床スラブ付き鉄骨造模型

トラス梁と間柱

トラス梁と間柱

杉板本実型枠仕上げとはつり仕上げ

杉板本実型枠仕上げとはつり仕上げ

鉄骨仕口

鉄骨仕口

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