トップページ > 輝く工学女子!(Tech ☆ Style) > 【vol.147】理系に進学した理由

輝く工学女子!(Tech ☆ Style)

【vol.147】理系に進学した理由

vol.147大分大学大学院
工学研究科博士前期課程工学専攻
福祉環境工学建築学コース

A.E.さん

2025年6月27日

 私が小学生のころ祖母が認知症を患ったことをきっかけに、日常の中にある「暮らしにくさ」に気づき、工業デザインやユニバーサルデザイン、そして建築に興味を持つようになりました。

 高校生の時に、理系に進むことを決めた理由は3つあります。

 1つ目は「知らないことを知っていくのが楽しかった」ことです。数学の教科書が配られた新学期には、難しくてわかるはずないと思っていた方程式も授業を重ねていくにつれて理解できるようになっていくことに楽しさを感じていました。

 2つ目は「過程を理解しないままの暗記が苦手だった」ことです。一問一答で言葉を覚えるような作業が苦手で、根拠があるプロセスを踏むことで納得するため、そのようにして化学や物理、数学の公式等を覚えることができていました。

 3つ目は「理系ってなんかかっこいいなー」と思ったことでした。女子で少数派ということが不安に感じる人もいると思いますが、私はそれが逆に珍しくてかっこいいと思っていました。

 物理・生物の選択時には、医用工学に興味があり、先生のアドバイスで物理を選びました。結果的に、建築学を学ぶには物理が必須だったので、この選択が今につながっています。

 現在は、建築計画を専攻しています。研究テーマは「郊外住宅地の再生」です。地域に住む人々が「ここで暮らし続けたい」と思えるような、快適で安心できる環境づくりを目指しています。工学系の学部は、男性の割合が高いのは確かです。でも、女性だからこそ気づける視点がありますし、女性が少ないからといって、不安になる必要はありません。自分が興味を持ったことに素直に向き合い、自分の選んだ道に誇りを持ってほしいです。

 どんな人になりたいか、何をしたいのか、たくさん考えて、悩みながら進路決定や学生生活を楽しんでください。たくさんの時間をかけて自分で考え、周りの様々な意見を聞き、ときには直感を信じることで、きっと後悔のない進路を決めることができると思います。

message

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

関連記事

2018-09-21

工学ホットニュース

熊本地震の復興における建築やまちづくりの取り組み

熊本大学工学部

2025-01-24

おもしろ科学実験室(工学のふしぎな世界)

DIY教材の可能性:3Dプリンタによる骨組模型の製作と活用

筑波技術大学産業技術学部

2024-02-02

生レポート!卒業生の声

大規模重要建築物の耐震設計から見た、大学での学びの価値

神戸大学工学部

2019-09-06

生レポート!大学教授の声

人々を笑顔にできる工学の力

広島大学工学部

2017-10-13

生レポート!現役学生の声

「建築」と過ごす日々の楽しさ

三重大学工学部

2023-12-07

輝く工学女子!(Tech ☆ Style)

【vol.134】思い描いていたことと違う大学生活

群馬大学理工学部

大分大学
理工学部

  • 創生工学科 機械コース
  • 創生工学科 電気電子コース
  • 創生工学科 福祉メカトロニクスコース
  • 創生工学科 建築学コース
  • 共創理工学科 数理科学コース
  • 共創理工学科 知能情報システムコース
  • 共創理工学科 自然科学コース
  • 共創理工学科 応用化学コース

学校記事一覧

輝く工学女子!(Tech ☆ Style)
バックナンバー

このサイトは、国立大学56工学系学部長会議が運営しています。
(>>会員用ページ)
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。
これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。