宮崎大学工学部は、ジェネラリティを持つスペシャリストの養成をめざして、これまでの7学科体制から、専門分野の異なる6つのプログラムから構成される1学科に生まれ変わります。入学時の「系」への配属希望も含めると、3回の分野変更が可能となり、多様で柔軟なキャリアデザインが自ら描ける体制となっています。太陽と海と山に囲まれたこの自然豊かな宮崎の地から、世界に向けてともに学んでいきましょう。
化学生命プログラムでは、化学、数学、情報などの基礎から先端的な応用化学、生命、材料等にわたる専門知識を学ぶことができます。持続可能で豊かな生活を実現するための物質・エネルギー生産ならびに地球環境および生態系の保全に貢献できる人材を育成します。
道路、橋梁、港湾、空港といった多くの社会基盤は人々の生活や経済の発展に欠くことができないものですが、自然破壊との交換によって存在するのであれば、それは健全な社会とは言えません。地球環境に配慮し、社会基盤を整備、維持する技術者を育成します。
半導体は、5G・AI・ビッグデータ・自動運転・ロボティクスといったデジタル技術で実現する次世代スマート社会の基盤技術です。また、半導体は、未知の量子や宇宙の世界を捉える科学技術でもあります。本プログラムでは、皆さんが、将来、次世代スマート社会の実現と科学の発展を支える技術者や研究者として活躍できるような教育をおこないます。
電気電子システムプログラムでは、再生可能エネルギー、医療・生体工学、スマートエネルギーソリューションをキーワードに現代社会を支える基盤技術の基本原理と基礎知識を習得させ、社会の変化や要請に対応できる電気電子分野の専門技術者・研究者を育成します。
機械工学の「解析」と「総合」に重点を置いた専門教育を実施し、ものづくりの基盤となる知識、経験、実験、実習を習得することにより、21世紀の幸福な社会的要求に応える「人と自然にやさしいものづくり」を目指す専門技術者を育成します。
情報報通信プログラムでは、情報工学および通信工学の専門知識と実践能力を身につけ、その技術を活用して社会の持続的発展と問題解決に貢献する、自立した専門技術者や研究者の育成を目的として教育研究を行います。