※分野を選択すると詳細を見ることができます。
最近は小さなコンピュータが家電製品の中に入り込み、一つ一つが賢くなったり、時にはインターネットなどを使って情報交換しながら、家の中の安全や快適さを守ってくれるようになってきました。
最近の洗濯機やエアコン、冷蔵庫、掃除機にはセンサーと制御コンピュータが取り付けられていて、省エネでしかも快適で便利に使えるようになりました。例えば洗濯機の場合、洗濯物の量を自動的に判断して、使う水の量やモーターの回転を微妙に変化させることで、省エネや節水しながら、きれいに洗えるよになりました。最近では、外出先から携帯電話でエアコンのスイッチを入れることができ、家に着くと快適な温度になっているということも、夢ではなくなりました。
1962年に電圧を加えると発光する材料LED(=Light Emitting Diode)が発明されました。その後、材料成分に工夫を加え、最近では光の三原色(赤、緑、青)に必要なLEDがそろいました。LEDは一般に低い電圧で明るい光を出しながら、発熱が小さく、しかも寿命も長いことから省エネ型の照明器具とし注目されています。材料が高価なため、白熱灯や蛍光灯にくらべて割高ですが、今後急速な普及が期待されています。
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |