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現代のエネルギーと物質の供給を支える重要な地下資源が石油・天然ガス、希土類金属などです。私たちの生活は、四季や天候に左右されます。地球の温暖化は、最近特に問題視されています。
石油・天然ガスは、みんなが毎日使っているヒーターやガスコンロなどのエネルギー源としても使われています。その他にも、プラスチックを作る時に使われる原料としても利用されています。
これらの天然資源は、地下からとれますが、無限大にとれるわけではないので、これからどのようにしてこれらの資源を利用していくかが、これからの課題です。
希土類金属(きどるいきんぞく)は、数ある金属(鉄、銅、金、銀など)の中で、まだ研究が進んでいない金属なんです。サマリウムやイットリウムやセリウムなどがありますが、聞きなれないですよね。この希土類金属は、例えば磁石や光磁気ディスク(MOディスク)や化学反応を活発にする触媒(しょくばい)に使われています。色々な用途があるので値段が安くなれば、これからより使われるようになるかもしれません。
みんなが知っているように、1年には春・夏・秋・冬といつ四つの季節(四季)があって、それぞれの季節に応じて爽やかで花の咲く春だったり、蒸し暑いけどアイスがおいしい夏だったり、果物の取れる涼しい秋だったり、雪だるまの作れる冬だったりと天候も変化していきます。植物も動物も、この四季や天候に合わせて生活して成長していくのです。これは、地球が太陽の周りを回っているから、もたらされる恩恵です。
「昔はもっと雪が降ったのにね。」ここ数十年の間で地球上の1年の平均温度が上がっていき、数十年後には冬でも雪が降らなくなるかもしれないし、夏はもっと暑くなるかもしれません。このように、地球の平均気温が高くなっていく変化を「温暖化」と言います。南極の氷が溶けて、島が海の中に沈むかもしれない危険性もあります。原因の一つが、二酸化炭素CO2で、危機感を感じて、今多くの国で温暖化問題に取り組んでいます。
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |