介護の分野で活躍するロボットも増えています。
写真のロボットは、目の見えない人を目的の場所まで連れて行ってくれる車いすロボットです。このロボットには、いろんなセンサが付いていて、壁に沿って動いたり、前に人がいるときにはぶつからないように止まったり、人を避けて移動するようにできています。
目の見えない人だけじゃなくて、足の不自由な人もこのロボットに乗って、好きな時に好きな場所にでかけることができます。
医師が1人しかいない町もあるって知ってますか?みんなは歯が痛くなったら歯科医、目が悪くなったら眼科医のところへ行きますよね。医師が1人の町では、町の人全員のいろんな病気を1人の医師が診なくてはなりません。とても大変です。そんなとき、遠隔診断が役立ちます。
遠隔診断は、インターネットなどの通信を使って、離れた場所からでも医師が患者さんの状態を診断することができるシステムです。写真は目の診断をしているところです。
写真はロボットスーツHAL™を装着しているところです。
ロボットスーツ(ROBOTSUIT®)は、人間の身体機能を拡張・増幅して
重たい荷物も軽々と持ち上げることができます。
HAL™の応用分野は幅広く、介護や福祉のロボットとして、思うように体を動かせない人の手助けをしたり、1度に多くの荷物を運んだり、いろんな人の役に立つことができます。
さらにレスキューロボットとしても、災害現場で大きな岩をどけたり、けがをしている人を運んだりすることができるようになるでしょう。
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |