人型ロボットは、私たちと一緒に生活をする中で、みんなを助けるために研究されています。
人型ロボットには、人と一緒に重たい荷物を運んだり、人に代わって危険な場所で作業をしたりするために、いろんな技術が組み込まれています。始めは2本の足で歩くのも大変だったけど、今ではダンスをしたり、みんなを楽しませることもできるようになりました。
今後も、いろんな分野から活躍が期待されています。
感性情報処理は、例えば、みんなが使っている携帯電話のデザインや洋服のデザインを決める手助けをしています。
みんなが「かっこいい」とか「かわいい」とか感じる“感性”を、形や大きさのカテゴリに分けて分析・処理することで、それに合った「かっこいい」デザインを作り出すことができるのです。感性情報処理が組み込まれたロボットは、みんなと同じように「かっこいい」とか「かわいい」と感じることもできるんですよ。
自動生産設備は、機械ってイメージがあるかもしれないけど、これもロボットです。一般的には産業用ロボットと言われていて、人間よりも正確に、早く、長い時間働くことができます。
写真のロボットは、SCARA(スカラ)という名前のロボットで、組立て作業が得意です。スカラロボットは、アメリカのカーネギーメロン大学のロボット殿堂入りを果たしました。日本で殿堂入りしてるロボットは4つだけなんですよ。すごいですよね。
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |