私は、宮崎大学工学部機械知能工学プログラムの3年生です。アルバイトと大学の講義を両立しながら、合間を縫ってサークル活動を行う日々を送っています。
講義は3年後期に入り、専門的な内容が増えてきました。1、2年生のときには、「あまり専門的ではなくて正直つまらない」と感じる講義もあるかもしれません。しかし、年次が上がるにつれて専門性の高い内容が増え、旋盤や溶接の実習なども行うので、楽しみにしていてください。現在は、実験やグループ活動が中心です。特にグループ活動では、7〜8人のチームに分かれ、決められた予算内で教授が設定したテーマを満たす機械を作るという課題に取り組んでいます。この活動は、将来企業に就職するうえで非常に良い経験になります。
アルバイトについては、3、4年生になると研究室に配属され、大学生活がさらに忙しくなるため、辞める人も一定数います。私も現時点では両立できていますが、4年生で研究が本格化したらバイトを辞めることを検討しています。1、2年生の間は特に気にする必要はありませんが、将来的にそのような選択を迫られることもあるため、頭の片隅に置いておくと良いと思います。
サークルは、電子工作サークルに所属しています。このサークルでは、その名の通り電子工作を行い、知識や技術を深めることを目指しています。まだ技術力が不足しており、電子工作は試行錯誤の段階ですが、4年生で本格的に研究を始めるまでの良い準備になっていると思います。交友関係が広がるため、大学に入ったら何かしらのサークルに入ることを強くお勧めします。ちなみに、このサークルは私が部員を集めて設立したもので、サークル設立の申請が通るまでには様々な苦労がありました。しかし、新しいサークルを自ら立ち上げる経験は、非常にいい勉強になったと思います。もし入りたいサークルが見つからない場合は、新たにサークルを設立するのも一つの選択肢です。
大学生活は、高校までと比べて一気に視野が広がるため、何から始めれば良いか迷うかもしれません。しかし、大学時代は人生の中で最も時間的に余裕がある時期のうちの1つです。そのため、興味を持った分野には、失敗を恐れずにどんどん挑戦してみるといいでしょう。
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