2018年11月9日
私が進路を決めたのは高校2年生の頃です。小学生や中学生の頃に技術の時間などで何かを作るといった作業が楽しかったことを思い出し、そこから何か世の中を便利にするモノを作ってみたいと思い、工学部を目指すようになりました。けれど、その時には具体的にどのような分野に進めばよいのかを決めることができなかったので、幅広い分野を学ぶことができる環境ロボティクス学科に進学しました。
実際に3年間大学で機械・情報・化学・電気電子などの分野を学び、ひとつの機械やシステムを作るためには様々な分野が関わっているということがわかりました。その中で私は情報分野に興味をもち、それに関係する研究室に入りました。私が所属する研究室では医療や農業関係で働く人や患者のためのシステム開発を行っています。プログラミングだけでなく、学部時代に学んだ他の分野の技術も用いながら研究を進めています。研究はもちろん大変ですが、少しずつシステムが形になっていくところに非常にやりがいを感じます。
現在は大学院に進学し、卒業後は通信関係の企業に就職することになりました。高校生の頃は将来について漠然としたイメージしか持つことができませんでしたが、大学に入ってから徐々に自分の方向性を決めることができました。まだ将来、どのような分野の仕事につきたいのか決められずに悩んでいる方も、大学に入って実際にさまざまな技術に触れてから決めることもできると思います。あまり気負うことなく、大学生活を楽しんでください。
将来目指している(目指していた)職業は何ですか? | 開発職 |
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工学系への進学理由は? | 世の中が便利になるモノをつくりたいと思ったから。 |
大学では何に力を入れて勉強(研究)していますか? | 画像処理 |
文系の友達・知人と違うな~と思うところは? | 勉強や研究に費やす時間が多いこと。 |
高校時代に理数系の科目は得意でしたか? | 数学や物理は好きだったが、化学は苦手だった。 |
高校時代の苦手科目は? | 英語 |
アルバイトをしていますか? | 学部時代は塾講師 |
クラブ・サークル活動などをしていますか? | 学部時代は学祭の実行委員会 |
今一番興味があることは? | 卒業後に買おうと思っている車のこと。 |
工学部に来て大変なことは? | 文系の学部に比べて毎日研究があるので大変かも。 |
工学部に来てよかった事は? | 自分の好きな分野が学べること。 |
掲載大学 学部 |
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |