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アーチ橋

つり橋

都市デザイン

景観デザイン

橋梁デザイン

一口にデザインといっても、アーチ橋やつり橋などのような橋の形態に関するデザインや、橋を架ける場所の都市や景観に合ったものを造るといった空間的なデザインなどがあります。それでは、それぞれのデザインについて見てみましょう。

アーチ橋
球磨川橋

眼鏡橋(諫早)

上に凸な弓のように反った曲線(アーチ構造)を用いて、荷重を支える構造を持つ形式の橋です。橋梁の形式としては最も古いものの一つで、古代ローマの水道橋もこの構造でした。かつては石材を用いて、圧縮軸力のみを受け持つように設計されていましたが、現在では、鋼材やコンクリート部材を用いて曲げモーメントやせん断力も受け持たせることによって、中規模の橋にも適用されるようになっています。

つり橋
明石海峡大橋

明石海峡大橋

川や谷に張り渡したケーブルから綱を下ろして床をつった橋のことです。ケーブルで床を支えますが、ゆれやたわみを少なくするために桁を使うこともあります。昔は木のつるなどを編んだケーブルに渡り板をつった形式で、歩道橋程度のものしか存在しませんでしたが、現在はケーブル鋼材の発達に伴って、もっとも長大橋に適した形式となっています。

都市デザイン

近年、都市には様々な機能が求められています。具体的には環境への配慮、働きやすく住みやすく楽しめること、安心・安全であることなどです。それらのニーズに応えながら、建物等の色や形の統一性などのハード面を考え、都市をそこで展開される人々の営みや情報・交流などを含む文化的な生活の舞台へと導くのが都市デザインです。

景観デザイン
景観構成要素としての存在『遠景』(スイス、アルプス)
景観構成要素としての存在『遠景』
(スイス、アルプス)

景観とは、多くは街並みや村落の風景など人工的な景色を指します。良好な景観を形成するには、個々の建設物の外観で個性を競うのではなく、建設物が地区の一部であるという意識を持っていることが大切です。2005年には景観法が施行され、道路・橋梁・公園・河川などに対し景観形成のためのガイドラインも策定されつつあり、近年景観デザインは注目の分野であるといえます。

橋梁デザイン

橋にはアーチ橋やつり橋をはじめとして多くの種類があり、その用途は構造によって大きく異なります。そのため、橋と周辺環境との関係を考慮して構造形式を検討し、見た目だけでなく利用しやすい橋にする必要があります。また、いかに無駄なコストを抑えるかや工事現場での施工の効率化を図ったり、長期間使用できるような耐久性なども考慮する必要があります。これらを踏まえ、よりよい橋を計画するのが橋梁デザインです。

■「橋梁デザイン」聖橋(お茶の水)

「橋梁デザイン」聖橋(お茶の水)

景観構成要素としての存在『遠景』


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