私は愛媛大学大学院理工学研究科生産環境工学専攻に所属しています。学部と大学院では機械工学について学び、現在は流体物理研究室で人工知能を用いた流れの速さの測定方法の開発を行っています。人工知能をプログラミングで構築し、実験から人工知能に学習させるデータの収集を行っています。私の所属する研究室では研究のほかにも英語学習としての英語の専門書を読んだり、プログラムについて学んだりすることができます。研究は学部の講義よりも専門的で実用的な内容となるため大変なことも多々ありますが、その分、社会に出てからも活かせる知識や技術を多く学ぶことができます。
学業だけでなくサークル活動にも力を注ぎました。学部時代は、鳥人間コンテストの出場を目指し人力飛行機の製作を行う航空力学研究会に所属していました。主に翼の製作を担当し、設計ソフトを用いた翼の設計を行い、部員らと全長30メートルもある翼の製作を行いました。夜遅くまで残って作業したり、翼の心臓ともいえる桁が割れてしまったりと苦労しましたが、テストフライトで機体が飛んだ瞬間の感動は何物にも代え難いものです。残念ながら、出場した2018年の鳥人間コンテストは台風の影響により中止になってしまいましたが、機体の製作だけでなくサークルの運営、他大学との交流と数多くの経験を積むことができました。コロナの影響により、ここ2年ほど活動休止を余儀なくされていましたが、今年は鳥人間コンテスト出場に向けて機体を鋭意製作中です。
大学生活は自由に使える時間が多く、自分を成長させるためには非常に良い機会です。学生生活に悔いのないよう、ぜひいろいろなことに挑戦してみてください。
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