int sensorPin = A0;
int sensorValue = 0;
void setup() {
// put your setup code here, to run once:
Serial.begin(9600);
}
void loop() {
// put your main code here, to run repeatedly:
sensorValue = analogRead(sensorPin);
double temp = modTemp(sensorValue);
Serial.println(temp);
//Serial.write(sensorValue);
delay(2000);
}
float modTemp(int analog_val) {
double temperature = ((5.0 * analog_val) / 1024) * 100;
return temperature;
}
以下の図はプログラムを書きこんだときのスケッチ・エディタの画面です。
図のように鼻先に温度センサを貼り付けます。
以下の図のようにツールから「シリアルモニタ」を起動します。
Arduinoのスケッチ・エディタ画面から準備1.3で用意したプログラムを実行します。
図は実験の様子です。
図のようにシリアルモニタに鼻の皮膚温度が次々と表示されていきます。
心を落ち着かせて安静にします。
頭の中で暗算をします(暗算課題)。
再び心を落ち着かせて安静にします。
実験結果の図をみると、暗算課題のところで指先の皮膚温度が下降しているのがわかります。また、暗算課題が終わると実験前の皮膚温度に戻っています。この現象は、交感神経活動を反映するといわれている指先の皮下に存在する動静脈吻合血管が関係しています。この血管は交感神経活動が活発になると収縮します。そして、血管が収縮することによって皮膚表面の温度が下がります。この現象を温度センサが捉えているのです。暗算のような集中力を要する課題は交感神経活動を活発にするので、鼻の皮膚温度が下がったのです。普段は目にみえない身体の中の神経活動を可視化する方法は、他にもいろいろあります。ぜひ自分で調べて試してみてください。
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