私は佐賀大学で物理を専攻しています。なぜ物理を選んだのかというと、当時ドラマなどで流行っていた「ガリレオ」という番組を見て(皆さんはご存知ですか笑)、世の中の不思議な現象を、数式を使って吟味しているところに感動したからです。単純な理由ですが、それから大学に通って物理を勉強する内に、素粒子というものがあることを知り、それをもっと学びたいと思い4年生になって素粒子理論を扱う研究室に所属しました。今は量子場の理論というのを勉強しています。量子論、場の概念、相対性原理を考える理論になるのですが、それらは素粒子物理学を学ぶために重要な理論になります。難しくきこえるかもしれませんが、理解したときには達成感を感じ、もっと知りたいと思うようになります。
また私はSTEPsという国際交流を行う組織に入っています。理工学部の学部長賞受賞者(成績優秀な学生が選ばれる賞)で成り立つ組織で、主に国際交流に興味をもって活動しています。私は3年生のときにSTEPsに入り、今年はSTEPsの代表を任せられています。活動は、週一回集まって英語のみをつかって議論をしたり、海外の方と交流をしたりします。また年に一度、海外研修があります。STEPsに入った当初は自分の英語力に自信がありませんでしたが、留学生と交流をしたり、海外研修を体験して英語のスキルが磨かれました。今年の海外研修ではインドネシアに行きました。ボゴール農科大学を訪問し、そこでの学生達との交流や現地の雰囲気を味わえたことは、かけがえのない素晴らしい体験だと思います。(写真はボゴール農科大学で撮ったものです。)STEPsに入って充実した活動が出来たと思います。
大学生活になると、高校のときより自由度が大幅に高くなると思います。大学に入って出来ることはたくさんあるので、やりたいことに励み、様々なことにチャレンジしてみてください。
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