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生レポート!現役学生の声

情報工学部での生物・化学実験

2026年1月16日
九州工業大学 生命化学情報コース
M.K.

 私は九州工業大学(九工大)の情報工学部生命化学情報工学科を卒業し、現在は大学院情報工学府情報創成工学専攻博士前期課程の1年生です。九工大を志望したきっかけは、高校時代に進路に悩んでいた際、父から勧められたことでした。当時、私は医学系の研究職に就きたいと考えていましたが、九工大には生物や病気について「生物学」だけでなく「情報学」の視点からもアプローチして学べるところに他大学にはない魅力を感じました。

 大学入学前は、パソコンはPowerPointやWordを使用したことがある程度で、正直なところIT分野には全く興味がありませんでした。そのため、入学後すぐに始まったプログラミングの授業には大変苦労しました。しかし、試行錯誤してコードを書き、自分の思い通りにプログラムが動いたときには達成感や満足感を覚えました。

 情報工学部というとパソコンに向かうイメージが強いかもしれませんが、生命化学情報工学科では化学・生物系の実験を多く行います。他学科の友人は研究でプログラミングをしていることが多いため、互いの研究について話していると全然知らない単語が飛び交うこともあり、同じ学部でもやっていることが全く違うのだと実感します。大学に来る頻度やレポートの提出などで比較的大変な方 なのかな、と思うこともありましたが、私はプログラミングよりも実験の方が好きだと気づき、自分に合った環境で学べていると感じています。

 研究室では、口の中に存在する細菌が出すグルカンスクラーゼという酵素の働きについて研究しています。前述した通り実験は好きですが、上手くいかないことが多く、なかなか前進しないことにもどかしさを感じたりもします。しかし、先生方に相談してアドバイスをもらったり、力を貸していただいたりしながら成果を出せるように一歩一歩取り組んでいます。

 将来は、大学生になって興味を持った化粧品の研究・開発に携わりたいと考えています。人によって肌に合う成分と合わない成分があることや、使い方、肌の状態に合わせてさまざまな商品があることにおもしろさを感じています。大学入学前に目指していた医学系の職とは異なりましたが、「健康という面から人々の生活を支えたい」という気持ちでは共通しています。いつか使う人が安心して楽しい気持ちになれるような製品を開発したいと思っています。

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

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