大学生活の学び |
電子情報工学科というのは電子工学と情報工学の両方を学べる学科で、簡単にいえばハードウェアとソフトウェアの両方が学べると言ったほうがわかりやすいのかもしれません。この両分野のことは昔から興味があり、片方だけではなくどちらも学ぶことができるから、というのが入学した理由でした。
大学の授業では回路設計やプログラミング、画像処理、半導体などについて学び、両分野の内容をよく知ることで初めてわかる関連性というのもあり、片方を知っているのと知らないのでは理解力に差がでてしまうものもあるなと思いました。実際に色々な実験をしてみるのは二年生の時からで、個人での実験や友人達との共同実験など実験の楽しさや難しさが味わえます。
研究室の本配属は4年生からと少し遅めでしたが、それまでにどちらの分野が自分に合っているのかそれを見極めるには十分な時間があり、電子工学方面の研究室に配属して研究をしています。最初のうちは色々なツールの使い方や、専門的な勉強をするのに精一杯で少し大変でしたが、慣れてくると自分の考えた通りにツールを扱うことが出来、面白いと思うようになりました。現在は、ツールで回路を作りそれに多くの条件で解析を行い、その結果をグラフにまとめたり波形を見たりしています。また、電気学会に参加し、この研究を元にしたものを発表しました。初めての学会ですごく緊張したものの、プレゼンは上手くいき受賞することができ、これまでの頑張りが認められ貴重な体験もできました。学会に参加し賞を取れたことは大変嬉しく、これからの研究の糧とし頑張っていきます。
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