進路を考えているみなさんへ ~「工学部」ってどんなところ??~ |
私は今、金沢大学工学部の電気電子システム工学科に所属しています。
突然ですが、みなさんは「ものづくり」というものに興味はありますか?実はものづくりの原点はすごく身近なところに隠れているのです。例えば、普段の生活で、ふと「○○があったら世の中もっと便利なのに・・・」と思ったことはないですか?その想いこそがものづくりの原点なのです!!
ものづくりはこの世にないものを自分の力で生み出すところに魅力があります。あれがあったらいいのにという提案から、いくつもの試行錯誤を繰り返して1つの製品が誕生します。もし自分が考えて作り出したものが、世界中のいろんな人の手に渡って使ってもらえたら・・・自分の作ったものが社会を創り出していたら・・・そう考えるだけでわくわくしませんか?工学部は、そんな未来の社会を創り出す人々になるための基礎を勉強するところです。
例えば、あなたが“世界最小クラスのノートパソコンを作りたい!!”という夢を持っているとします。しかしパソコンを作るには“パソコンがどのようにして動いているのか”、“部品1つ1つがどのような役割を持っていて、どのような特徴があるのか”、“どのような回路やプログラミングを作成すればよいのか”など、パソコン1つ開発するにもいろんな知識が必要となるのです。大学生活ではそんなものづくりをするための知識や技術力を高めていく勉強をします。
そもそも、「工学部」と一口に言っても実はいろんな分野があります。金沢大学では電気電子を始め、情報、化学、土木建設や機械などとても幅広い分野を扱っています。また、男性のイメージが強い工学部ですが、少数ながら女性も共に勉強しています。自分が興味を持った分野に進んで勉強するのであれば男性も女性も関係ないと私は思います。ですから工学部を希望している女性のみなさんも自信を持って勉強に励んでください。
ものづくりを知るという意味では、大学で開かれているオープンキャンパスなどがあります。実際に「大学とはどういうところか」、「具体的にどういったものを作っているのか」ということを自分の目で確認できるとてもよい機会です。金沢大学でもオープンキャンパスが開催されます。今後の進路を考える上でも、大きな第一歩となり、きっとよい経験になると思うのでぜひ参加してみてください!!
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |