「ものつくり」やってみませんか? |
最近テレビで『工場見学』というものを目にしたことはありませんか?私たちが何気なく食べているお菓子や飲み物など、いろいろなものが作られている様子をレポートする、といった内容のものです。工場の中ではさまざまな機械がものすごい速さでものを作り上げていく様子が紹介されており、見ているだけでもなかなか楽しめます。これを見て興味を持った方もいるのではないでしょうか。
私もそういったことから興味を持ったひとりで、現在、埼玉大学の工学部機械工学科で学んでいます。機械工学科では、「ものつくり」とは何なのか、またその基礎について学んでいきます。3年生になると、実際に工場で機械を使って金属を削ったりして製品を作る実習などもあります。また、あるテーマについて自分達で考え、実際にロボットを作ったりする授業があり、私たちのチームでは「自動掃除ロボット」を製作しました。設計からプログラミングまで、全て学生だけでやるので自由度が高く、非常に楽しめました。
現在は研究室に配属され、「ものを加工するシミュレーションを高速化する」といったことに関して研究しています。プログラミング中心で、うまくいかないことも多々ありますが、自分が思った通りに動いてくれたりするとなかなか楽しい研究です。まだまだ改善する部分は多いですが、だんだん形になってきて少しずつ目標に近づいて行っているかな、と感じています。
身の回りにあるもの、人が生活する上で使うもの、それは「工学」によって生み出されたものであり、「工学」をさらに進化させていけば、人々の生活はより充実したものになっていくと思います。少しでも興味を持った方、みなさんも「ものつくり」について一緒に学んでみませんか?
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |