![]()


「電気電子物理工学実験III」は、これまで学んできた講義の知識を、実際のエンジニアリング課題の解決に応用する科目です。単なる実験手順の確認ではなく、課題設定から解決策の提案、実装、評価までを自ら考え抜くエンジニアリング・デザイン能力の養成を目的としています。従来の実験では結果が予め分かっているものが多いですが、この実験では正解が予測できない創造的かつ反復的なプロセスを体験します。
以下のような電気電子物理工学の各分野から3つの課題を選択し、4週間ずつ実験を実施します。学生は複数の課題の中から実体験を通じて自分が興味を持てる分野を探ります。
電力系:「標準雷インパルス電圧を用いた絶縁破壊試験」、「真空アーク放電の発光分光測定」
光・電磁波系:「光計測システム」、「電磁波工学に関する実験」、「マイクロ波回路の解析と設計」
半導体・デバイス系:「半導体pn接合素子の製作と評価」、「Si系太陽電池の作製と評価」、「スピン注入ホール素子のフォトリソグラフィックデザイン」
システム・制御系:「Pythonによる強化学習」、「マイクロプロセッサIoT環境モニタリングに関する実験」、「深層学習を用いた自律移動ロボットに関する実験」
材料・物性系:「超伝導素子作製技術とフォトン計測」、「酸化物磁性体の作製と評価」、「分子磁性体の合成と評価」
授業で得た知識を実際のエンジニアリング課題に応用し、「知っている」から「できる」へと成長する場を目指しています。オープンエンドな課題に向き合い、自ら考え、チームで協力し、実装し、発表する――このサイクルを通じて、社会で求められる真のエンジニアリング能力を身につけます。4年次の卒業研究に向けた実践的な予備訓練としての役割も担っています。理論と実践の橋渡しとなるこの実験科目で、本学科の3年生はエンジニアとしての第一歩を踏み出していきます。
| 掲載大学 学部 |
埼玉大学 工学部 | 埼玉大学 工学部のページへ>> |
| 私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |