私は、香川大学大学院工学研究科信頼性情報システム工学専攻を修了し、富士通株式会社にて、教育機関で使用される情報システムの開発に従事しています。この記事では、私が社会人となり思うこと、経験したこと、そして香川大学大学院工学研究科を修了して感じたことを記します。
大学時代には、すぐに使えるかどうかはともかくとして、多くの知識を習得した方がよいと思います。私自身授業中に、「こんなこと勉強して意味があるのかな??」、「役に立つのかな??」とか思うことがありました。社会人となり、実際の業務の中で、「あれ??この言葉聞いたことあるぞ。なんだっけかな??」と思うことも少なくありません。社会人となり、大学時代に習得した知識と実務を通じて経験が紐づくことで、自身の更なる成長につながっていると感じています。
また、多くの人と交流の機会をもった方がいいと思います。私は、異なる学部、異なる大学、など学生同士の交流だけでなく、共同研究先の企業の方、自治体の方など、立場の異なる多くの方と交流の機会を持ちました。立場の異なる多くの人と交流することで、自分とは異なる様々な考え方やものの見方、価値観などを知ることができます。はじめは他人の考え方、ものの見方、価値観に違和感を感じることがあるかもしれません。様々な考え方や価値観を知ったうえで、自分自身の考え方、価値観を構築するだけでなく、自身の考えや価値観を相手に正しく伝える能力も社会人には必要不可欠だと感じています。このような力はすぐに身につくものではないので、大学時代からすこしずつ経験していくことが重要だと思います。
最後になりましたが、大学時代は自由な時間が多く、経験できることの選択肢も非常に多いと思います。様々なことを経験し、様々な人と交流をし、楽しみながらも充実した学生生活となることを祈っています。
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