トップページ > 生レポート!大学教授の声 > 光から始まった、世界への探究心

生レポート!大学教授の声

光から始まった、世界への探究心

2026年3月27日
香川大学 創造工学部 創造工学科
小玉 崇宏
研究の写真研究の写真

私が研究の面白さに出会ったのは、「光通信」という分野でした。
光を使って情報を送る技術は、今ではインターネットや社会のインフラを支える重要な技術です。しかしその仕組みを考えていくと、物理、数学、電子工学など、さまざまな学問がつながっていることに気づきます。

「なぜ光で情報が送れるのだろう?」
「もっと速く、もっと安全に伝える方法はないだろうか?」

そんな疑問を追いかけていくうちに、知りたいことがどんどん増えていきました。
一つの問いから、新しい世界が広がっていく。その体験が、私の知的好奇心を大きく刺激しました。

もう一つ、私の進路を大きく変えた出来事があります。
学部生のとき、ノーベル賞受賞者の講演を直接聞く機会がありました。

世界の最前線で研究をしている人が、どんな疑問を持ち、どんな試行錯誤を重ねて新しい発見にたどり着いたのか。
その話を聞いたとき、科学は教科書の中にある知識ではなく、「人の好奇心から生まれる挑戦」なのだと感じました。

その瞬間、「自分も未知の世界を探究する側に立ちたい」と思うようになったのです。

現在、私の研究では光通信や信号処理を中心に、新しい通信技術の可能性を探っています。
数式の中で考えたアイデアを、実際の装置を使って確かめる。頭の中の発想が現実の現象として現れる瞬間は、何度経験してもワクワクします。

研究とは、特別な才能を持つ人だけのものではありません。
「なぜだろう?」と考える気持ちこそが、新しい発見の出発点です。

もし皆さんが、世界の仕組みをもっと知りたいと思うなら。
自分のアイデアで未来の技術を生み出してみたいと思うなら。

科学や工学の世界は、きっと想像以上に面白い場所です。
未知の現象に挑戦する楽しさを、ぜひ大学で体験してみてください。

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

香川大学
創造工学部

  • 造形・メディアデザインコース
  • 建築・都市環境コース
  • 防災・危機管理コース
  • 情報コース
  • 人工知能・通信ネットワークコース
  • 機械システムコース
  • 材料物質科学コース

学校記事一覧

生レポート!大学教授の声
バックナンバー

このサイトは、国立大学56工学系学部長会議が運営しています。
(>>会員用ページ)
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。
これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。