私が研究の面白さに出会ったのは、「光通信」という分野でした。
光を使って情報を送る技術は、今ではインターネットや社会のインフラを支える重要な技術です。しかしその仕組みを考えていくと、物理、数学、電子工学など、さまざまな学問がつながっていることに気づきます。
「なぜ光で情報が送れるのだろう?」
「もっと速く、もっと安全に伝える方法はないだろうか?」
そんな疑問を追いかけていくうちに、知りたいことがどんどん増えていきました。
一つの問いから、新しい世界が広がっていく。その体験が、私の知的好奇心を大きく刺激しました。
もう一つ、私の進路を大きく変えた出来事があります。
学部生のとき、ノーベル賞受賞者の講演を直接聞く機会がありました。
世界の最前線で研究をしている人が、どんな疑問を持ち、どんな試行錯誤を重ねて新しい発見にたどり着いたのか。
その話を聞いたとき、科学は教科書の中にある知識ではなく、「人の好奇心から生まれる挑戦」なのだと感じました。
その瞬間、「自分も未知の世界を探究する側に立ちたい」と思うようになったのです。
現在、私の研究では光通信や信号処理を中心に、新しい通信技術の可能性を探っています。
数式の中で考えたアイデアを、実際の装置を使って確かめる。頭の中の発想が現実の現象として現れる瞬間は、何度経験してもワクワクします。
研究とは、特別な才能を持つ人だけのものではありません。
「なぜだろう?」と考える気持ちこそが、新しい発見の出発点です。
もし皆さんが、世界の仕組みをもっと知りたいと思うなら。
自分のアイデアで未来の技術を生み出してみたいと思うなら。
科学や工学の世界は、きっと想像以上に面白い場所です。
未知の現象に挑戦する楽しさを、ぜひ大学で体験してみてください。
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