ボール紙を使った簡単な工作で、トコ・トコ・トコ・トコとかわいい音をたてながら下りおりる
おもちゃを作って実験してみよう。
ボール紙に、えんぴつで足型(半径9cm)をうつし、まず四角に切り出してから円弧に沿ってはさみでていねいに切る(足を2枚作る)。
足を目玉クリップではさむ。
ぼう(鉄線)の両端に安全キャップを付ける。
わりばしの上にぼうをのせ、中心を見つける(えんぴつで印をつける)。
安全キャップを抜いて、位置決めチューブ2個(あるいは1個)をぼうにかぶせ、中心近くに置く。
ぼうの両側から目玉クリップをさし込む。
ぼうの両端に安全キャップを付ける。
*安全キャップはセロテープで代用でき、位置決めチューブは輪ゴムで代用できる
うまくできていると、交互に足を踏み出しながら歩きだす。
この歩きは、一種の振動である。
この歩きの条件は、左右にゆれることであり、片足が空中にある間に前に踏み出されることである。そこで、歩行を続けさせるためには、全体が左右にゆれ続けなければならない。ゆれは摩擦などによって小さくなっていくが、うまく作ると、斜面を下ることによって、位置エネルギーが運動エネルギーに変わり、ゆれが小さくならない。
左右のゆれが続くように、足のはさみ位置や間隔・斜面角度など、いろいろ工夫してみる。
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