大学の工学部における電気電子工学とは、どのようなイメージを持っているでしょうか?
近年、半導体や家電に代表される日本の電気電子工学分野産業の斜陽化ニュースを聞いて電気電子工学を避けようとおもっていませんか?
現在、5Gやその先の6G等のモバイル通信、自動車の自動運転・電気自動車、量子コンピュータ、カーボンゼロを実現する再生可能エネルギー、宇宙開発を推進する技術等、世界中が注目している技術の基礎は何だと思いますか? すべての基礎となっているのは、電気信号、電気エネルギーであることを知っていますか?
上記のすべての技術分野において、電気信号を基に情報やエネルギーの伝送、制御が行われています。
工学部において、電気電子工学というのは比較的古くからある技術分野でありますが、現在の電気電子工学は上記技術を基に構成されるソサイエティ5.0社会と言われる将来の社会基盤を構築するための技術を学ぶ場となっています。
鹿児島大学の電気電子工学プログラムは、電気電子工学の基礎理論と応用技術を幅広く習得できるとともに、エレクトロニクス、計算機、システム技術等発展著しい分野に対応できる人材育成を実施しています。電気電子工学プログラムには電子物性デバイス工学、電気エネルギー工学、通信システム工学の3つの研究分野があり、半導体等の電子素材・物性、デバイス開発、電気エネルギーの生成・変換・制御等の個別技術・統合システム、通信・信号処理・計測・集積回路及びそれらで実現される通信システム技術等を学ぶことができます。
鹿児島の「進取の精神」を育む風土と鹿児島大学工学部の標語「ものづくりの楽しさを知り、新しい輝く時代を活き活き生きよう」の下、これからの世界をイノベーションする技術の提案から、それらを実証・実用し、世の中に出していくことを最終ゴールとする教育・研究を進めています。
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |