横浜国立大学理工学部について、紹介させていただきます。すでに、「大学教授の声」では、2010年2月に当時の工学部長石原修先生が、2017年5月には現理工学部長の渡邉正義先生が当時の工学部や現在の理工学部について、紹介されていますので、是非そちらもお読みいただければと思います。
横浜国立大学の理工系の教員は、研究院という組織で、世界最先端の研究を行なっています。この研究院に所属し、世界最先端の研究を行う教員が、学部である理工学部や大学院の理工学府で教授するという仕組みをとっています。これは、決して研究活動にのみ重きをおいているというわけではありません。世界最先端の研究を行う教員こそが、大学というステージでは、最も良き教育者たり得るという想いが込められた仕組みです。そんな仕組みを生かした取り組みが横浜国立大学理工学部にはあります。ROUTEと名付けています。ROUTEは、Research Opportunities for UndergraduaTEsの大文字を繋いだものです。直訳してみましょう。Research Opportunitiesは、研究する機会です。UndergraduaTEsは、学部生という意味です。すなわち、ROUTEは、学部学生が研究するプロジェクトということになります。横浜国立大学理工学部では、多くの大学がそうである様に、4年生になって研究室に配属されて研究活動を始めますが、ROUTEは、1年生から3年生までの早期に研究を始めることが出来るプロジェクトです。例えば、機械工学教育プログラムでは、「xTerramechanics: 極限環境下で作業を行うオフロード機器に関する実験的研究」「3Dプリント部品の作製と形状評価・補正に関する研究」「人・機械融合型リハビリ支援装置の開発研究」「ARを用いたロボット教示支援」「元町キタムラとのコラボによる曲率線展開法によるバッグの設計・製造」「精密作業ドローンの開発」「超高速・高精細3Dプリンティング技術の研究」「医療用ウェアラブルデバイスの開発」「ハイブリッドアクチュエータを用いたパワーアシストスーツの開発」「空飛ぶ車の空力設計」などの17の最先端研究に直結するテーマが教員から示されます。学生は、自分が興味を持ったテーマがあれば、そのテーマをもとに、教員や大学院生と研究を始められます。ROUTEに参加した学生の中には、サイエンスインカレでプレゼンテーションを行い、文部科学大臣表彰をはじめ多くの賞を受賞している学生もいます。早期からの研究活動で、専門知識を獲得するだけではなく、いま社会で求められる能力のうち最も大切であると言われているコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力も育まれることを示しています。ROUTEプロジェクトには、iROUTEというプログラムもあります。iはinternational(国際)のiです。iROUTEでは、次の二つのプログラムを実施しています。
iROUTEに参加することで、社会で求められている国際性を身につけることが出来ます。①に参加した学生のなかには、学部学生にも関わらず、英語で学術論文を執筆し、国際ジャーナルに掲載された実績もあります。読者の皆さん、横浜の街を見下ろす研究の森、横浜国立大学理工学部で世界最先端の研究を一緒にしませんか。
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