工学を学ぶってすばらしい! |
工学は、高等学校までの教科・科目には具体的に出てこないため、高校生のみなさんには、何を学ぶのか分かりにくいと感じていると思います。ここでは、工学について簡単に説明をします。
工学は日本におけるこれまでの発展を支えてきたと言えます。それは、みなさんの周りを見渡しただけですぐに分かると思います。たとえば、農業や漁業で生産物も含めて、すべてのものは生産設備や生産機械が無いと、作ることができません。自動車が無いと生産物も何も運ぶことができません。これらの学問分野としてあるのが機械工学です。電気を生み出すエネルギーの変換やみなさんが身近に使用している電気製品・電子機器は、電気・電子工学や機械工学の学問分野になります。電気・電子工学は、それら以外のほぼすべての物が電子的な制御により動いていますが、それらの役に立っています。また、もう少し周りを見てみると、ものを構成している色々な素材が目に付くと思います。このような物は、応用化学・化学工学や材料工学の学問分野により開発され、生産されてきました。建築・土木工学の学問分野は、建築物、道路等の建設を社会の便利さと安全・安心を追求しています。これらの学問分野以外でも工学分野は複雑に複合して、様々な「もの」・「ところ」で「ひと」の役に立っています。我々は、このように工学の発展によって、便利で豊かな生活を営むことができるようになりました。
皆さんが、大学で工学を学ぶということは、物を創造したり、設計したりして、それを具体化するための基礎を学ぶということです。
もっと簡単に言えば、みなさんが描いている夢や希望を目に見える形にするのが工学です。
みなさん、工学の分野を学んで、夢や希望を目に見える形にしてみませんか。
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |