2024年3月22日
私が機械科学科に進学を決めたのは、何か明確な理由があったわけではありませんでした。高校時代の私は特に強く興味のある分野もなく、将来やりたいことが中々見つけられずにいたため、モノづくりが好きだったことや担任の先生に勧められたことがきっかけで機械科学科を選びました。入学後はコロナウイルスが流行した事もあり思うように行動できないこともありましたが、授業だけではなくサークルやアルバイト、たまに旅行に出かけたりとたくさんの経験や思い出を作ることができました。
現在は大学院に進学し、生体情報を計測するための熱センサーについて研究を行っています。大学3年の頃までは就職を希望していましたが、研究テーマが決まったことがきっかけで、研究の難しさや面白さに気づき大学院進学を決めました。思うように研究が進まず大変なこともありますが、新しいことを発見したときや目標を達成できたときは大きな充実感があり、研究のやりがいや楽しさを強く感じることができます。大学院に進学したことで、数年前の自分には想像もつかないような貴重な経験をさせてもらっているなと感じることも多く、このような進路を選択して本当に良かったと思っています。
同期に女子は自分を含めて2人しかいませんが、研究室では優しく頼もしい仲間たちに囲まれ不便だと思うことや過ごしにくいと感じることなく楽しく学校生活を送っています。また、所属学科では1年に2~3回ほど機械女子会が開催されています。人数が少ないからこそ縦や横の繋がりを大切にでき、研究室配属や進路等の悩みを相談しやすい環境が整っていると思います。
進路を決めるのは選択肢が多すぎて迷ってしまうし、まだやりたいことが分からない人もいると思います.しかし、少しでも興味があることにチャレンジすることで自分の得意なことや、やりたいことのヒントが見つかると思います。勉強だけではなく他にも様々なことにチャレンジして充実した学生生活を送ってください。
将来目指している(目指していた)職業は何ですか? | インフラ系に関わる仕事を出来たらと考えています。 |
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工学部への進学を決めたのはいつごろ? | 理工学部への進学を決めたのは高校3年生です。 |
工学系への進学理由は? | 小さいころからものづくりが好きだったからです。 |
大学を選ぶ決め手になったものは何ですか? | オープンキャンパスで面白そうな研究室があったこと、通いやすい立地、国公立であることです。 |
大学では何に力を入れて勉強(研究)していますか? | 私の研修では解析モデルが特に重要なので、解析モデルの構築や修正に特に力を入れています。 |
女子が少なくて困ったことは? | 授業のグループワークの時などに女子が一人だとペアを作るときに余りがちになります。 |
男子が多くて良かったこと、困ったことは? | 重たいものや大きいものを運んでくれることです。 また、同性とは違った視点からの意見も気軽に聞くことが出来るので楽しいです。 |
文系の友達・知人と違うな~と思うところは? | 課題の量は多いように感じました。また、研究室にいる時間も理系の方が長いと思います。 |
高校時代に理数系の科目は得意でしたか? | そこまで成績がいい方ではありませんでしたが、他の科目に比べて得意な方だったと思います。 |
アルバイトをしていますか? | 大衆居酒屋でアルバイトをしています。 |
クラブ・サークル活動などをしていますか? | 大学時代には軽音サークルに所属していました。数か月に1回ライブが開催されていてとても楽しかったです。 |
今一番興味があることは? | いろんな土地に旅行に行くことです。 一生のうちに47都道府県制覇することを目指しています! |
工学部に来て大変なことは? | 思っていたよりも学業に費やす時間が多いこと。 分からないことばかりなので、1日の時間が全然足りないと思うときもあります。 |
工学部に来てよかった事は? | 専門的な知識を得られることと快適な研究室があることです。 |
掲載大学 学部 |
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |