私は、高専+留学+大学+大学院の計10年間、学生をしてきました。
専攻は一貫して情報工学であり、現在検索エンジンや携帯の予測変換等に用いられるアルゴリズムについて研究しています。また他の研究室の仲間は、ロボット対話システムや、SNS解析等、主に言語を扱う研究が主となっています。
学生生活では勉学の他に、短期も含めて3度の留学、海外企業でのインターンシップ、10種類のアルバイト、寮生活、国際学会等、多くの機会に恵まれました。
例えば留学を取り上げます。当初の留学の印象は、裕福な限られた人にしか与えられないものだと考えていました。しかし、実際には多くの留学支援制度が存在します。こうした制度はどんどん使っていくことをおススメします。現に、私は3回の留学全て、支援制度を経て実現しました。
このように、知らないと損することが多いなと学生をしていて強く思うようになりました。
先ほどもお話した通り私の専攻は情報工学であり、これから社会に出ても情報がメインフィールドとなります。では、学生時代のアルバイトは生活費を稼ぐためだけの手段だったのでしょうか。私は、少年野球のコーチ経験を経て、教えることの難しさを知り、会員制ホテルのサービスや飲食店の接客を経て、大型連休の恐ろしさとパワーを知りました。社会に出ると、指導する立場に回ることは必ずあります。また、今日では、様々な職種の融合ビジネスが盛んなため、こうしたサービス業事情を知っておくことで、何か新しい物を生み出せるきっかけとなるかもしれません。
たくさんの機会がこれから訪れる中で、いずれの経験も今後の自分の為になると前向きに捉えて、チャレンジし、そして継続していただけたらと思います。
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