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生レポート!現役学生の声

石油の街 ヒューストンでの研修

2017年3月17日
秋田大学 国際資源学部 国際資源学科 資源政策コース 3年次
G.K.
ヒューストン事務所の社員の方々とヒューストン事務所の社員の方々と

 私は平成28年10月に国際資源学部の最も大きな特長である「海外資源フィールドワーク」へ行きました。今回の研修は、アメリカのヒューストンにある石油資源開発株式会社の子会社で石油開発に関連する業務を体験するといった内容でした。

 ヒューストンは1900年代初頭から石油産業が盛んな街であり、世界最大の医療研究機関の集積地テキサス医療センターやNASAのジョンソン宇宙センターが設置されているハイテク産業が有名な場所でもあります。気候、文化、人、平原の続く広大な大地、すべてが新しい環境の中で研修できたことは私の宝物です。

 フィールドワークの内容は、北米シェールオイル開発事業における石油会計、石油開発や石油税制に関する国際会議等への参加でした。実際の業務に加え、セミナーでたくさんの地元企業の方や地質、石油工学を専攻する学生の生の声を聞けたことは、今回ヒューストンへ行ったからこそ出来た体験だと思います。

 また、今回のフィールドワークでは同事務所の所長宅や現地の方の家にホームスティをし、アメリカの文化を肌で感じることができました。休日にはゴルフやテニス、アメリカンフットボールの観戦や観光など、研修以外にも充実した日々を過ごすことができました。

 約3週間という短い期間でしたが、恐れず挑戦することの大切さと、海外で働くことのイメージをつかむことが出来た内容の濃い研修でした。この貴重な機会を与えてくれた企業の方々、先生方に感謝し、これからも様々なことに関心を持って挑戦し続けたいと思います。

ホームスティ先での食事会ホームスティ先での食事会
現地の伝統的なお祭り、ルネサンスフェスティバルにて現地の伝統的なお祭り、ルネサンスフェスティバルにて
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