ものづくりの魅力を体感 |
私は昔から工作が好きだったため、小学校の頃から漠然と将来はものづくりに関わる仕事をしたいと考えていました。高校生になり進学先を考えていた時、数多くの大学の工学部の中でも専門性が高く、約半年間の長期インターンシップなどの特徴的なプログラムを持つ長岡技術科学大学工学部に魅力を感じ、入学を決めました。
入学後は単科大学のため少人数かつ充実した研究施設の中で講義や実習、研究を通じてさまざまな工学の知識を学びました。中でも前述した長期インターンシップとして、マレーシアの日本企業現地法人で働いた経験は、私自身を大きく成長させることができました。実際の職場では大学で学ぶことのできないコストや納期、消費者の事を考慮した「製品」としてのものづくりに触れることができ、エンジニアとしての自覚や能力を高めることができました。また、海外で働いたことでエンジニアにとっても国際化の必要性があることを痛感し、将来はグローバルに活躍するエンジニアになりたいという目標もできました。このような海外で学ぶ機会が多いことも長岡技術科学大学工学部の特徴だと思います。そしてなにより、多くの方々と協力してものを作った時の達成感は格別で、自分のものづくりが好きという気持ちを再確認することができました。工学を学んでいてよかったな、と思える瞬間でした。
現在私は大学院に進学し、地球温暖化対策としての二酸化炭素貯留技術に関連した研究を行っています。スケールの大きいこの研究テーマは非常にやりがいのある、面白い研究だと感じています。研究室では主に実験、結果の考察、関連研究の論文を読んで勉強、新たな実験という流れを繰り返しています。新しい成果がでた時や自作した実験装置がうまく動作した時は非常に嬉しいです。
高校までと違い、大学の勉強は自分で考え、自分で行う事が重要だと思います。逆にそれらをトレーニングする場所が大学なのだと、大学生活を通じて私は感じました。また本人の努力次第で海外留学や学会発表などさまざまな事に挑戦できるのも大学の魅力だと思います。ものづくりに少しでも興味のある人は、大学で工学を学べばものづくりの様々な魅力を体感することができると思います。
掲載大学 学部 |
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |