ものづくりって・・・ |
ものづくりがこんなに楽しいものだと高校生の時には思いもしませんでした。
唐突にこんなことを冒頭で書かれても分からないと思いますので、この思いに至るまでについて少し説明したいと思います。
福島大学共生システム理工学類では、研究室配属の前に課題探求という、言わばプレ研究室のようなシステムがあります。そこで私は「子どもたちとペットボトルで電球を作ろう」というテーマで課題探求を行うことになりました。
内容としては、ものづくり教室を開きテーマに沿って子どもたちと工作をするのですが、今思うとペットボトル電球の試作段階から、ものづくりの試行錯誤や、完成の達成感はなんとも言えず、ものづくり教室でも人一倍楽しんでいたのは自分だったと思います。
課題探求でものづくり楽しさに目覚めた私は、研究室に配属され「超音波を使った新しい磁力計を試作する」というテーマで研究を行っています。「試作」と言うくらいですから、構想を考えるにも、実験をするにも、ものづくりは必須です。課題探求時よりは格段に難しく、うまくいかないときもありますが、自分で作ったものが良い実験データを出し、実用化されたら・・・という期待と妄想を繰り広げ、充実したキャンパスライフを私は過ごしています。こういったことから冒頭の内容に至るわけです。
まとまらない文章でしたが、最後に一言。
人の心には少なからずものを作りたいという気持ちが潜んでいると思います。そんな工作意欲に気付いたり、満たしてくれるのは工学だと思います。少しでもものづくりに興味があれば、工学の世界へ足を踏み入れてみてはどうでしょうか。
掲載大学 学部 |
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