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おもしろ科学実験室(工学のふしぎな世界)

 

レンズカメラを作ろう

 
2014年2月25日
山口大学 工学部附属ものづくり創成センター

用意するもの

凸レンズ

コピーアートペーパー

品名 規格 個数
凸レンズ φ31.5mm,f=70mm

1

黒ボール8号 厚み0.52mm,A3サイズ 1
コピーアートペーパー B5薄手(現像用) 1
画鋲 特になし 1
消しゴム 特になし 1
はさみまたはカッター 特になし 1
両面テープ 幅10mm 1
定規 30cm程度 1
ボールペン 特になし 1
セロハンテープ 特になし 1
黒色ビニールテープ 特になし 1
サークルカッター 特になし 1
アイロン 特になし(現像用) 1

凸レンズ

コピーアートペーパー

筒(内筒〈うちづつ〉と外筒〈そとづつ〉)を作ろう!

ボールペンを使って、厚紙に線を入れます。

型枠にゼラチン溶液を入れる。

カッターまたはハサミを使って、赤線の部分を切り取ります。

ゼラチンと水とを混ぜてこねる。
ゼラチンと水とを混ぜてこねる。

カッターの刃が出ていない金属部分を使い、線をなぞって折り目をつけます。
折り目がついたら、灰色の面が表になるように折り曲げます。

ゼラチンと水とを混ぜてこねる。
ゼラチンと水とを混ぜてこねる。

厚紙を裏返して、のりしろ(細い部分)に両面テープをはり、筒を組み立てます。

ゼラチンと水とを混ぜてこねる。
ゼラチンと水とを混ぜてこねる。

両面テープは半分(5mm)に切って使用してください

スクリーンの、のりしろ部分に両面テープを貼り、のりしろ部分を折り曲げます。

ゼラチンと水とを混ぜてこねる。
ゼラチンと水とを混ぜてこねる。

両面テープは半分(5mm)に切って使用してください

両面テープをはがし、内筒にスクリーンを貼ります。

ゼラチンと水とを混ぜてこねる。
ゼラチンと水とを混ぜてこねる。

レンズ用の厚紙の黒い面にセロハンテープでレンズをはり付けます。

ゼラチンと水とを混ぜてこねる。
ゼラチンと水とを混ぜてこねる。

セロハンテープがレンズと重なってもいいので、しっかりと固定しましょう。

外筒(長い筒)とレンズ用の厚紙をビニールテープ(黒)で貼り付けます。

ゼラチンと水とを混ぜてこねる。
ゼラチンと水とを混ぜてこねる。

しぼりを作ろう!

サークルカッターを使い、しぼりを作製します。

型枠にゼラチン溶液を入れる。

画鋲を使い、しぼりを外筒に取りつけます。
このとき、外筒の内側に消しゴムを用意し、しぼりを挟んで画鋲の針にさします。

ゼラチンと水とを混ぜてこねる。
ゼラチンと水とを混ぜてこねる。

組み合わせよう!

しぼりを取り付けた外筒に、
スクリーンが前になるように内筒を入れます。

完成!

スクリーンに像がうつります

写真を撮ろう!

撮影したいものに向けて、内筒を動かしてカメラの
ピント(焦点)を合わせます。

型枠にゼラチン溶液を入れる。

しぼりを回して、カメラの中に光が入らないようにします。(しぼりを閉じる)

型枠にゼラチン溶液を入れる。

内筒に印(しるし)を付けて、内筒を抜きます。

ゼラチンと水とを混ぜてこねる。
ゼラチンと水とを混ぜてこねる。

黄色い面がスクリーンより前に見えるようにコピーアート紙をはります。

型枠にゼラチン溶液を入れる。

写真を撮りたい場所でカメラを固定し、しぼりを回します。(しぼりを開く)

型枠にゼラチン溶液を入れる。

しぼりを開ける時間を調節してください。(晴れ:5分~7分、曇り・雨:20分程度)

再びしぼりを回して、カメラに光が入らないようにします。(しぼりを閉じる)

型枠にゼラチン溶液を入れる。

コピーアート紙に光が当たらないように注意しながら、取り出します。

型枠にゼラチン溶液を入れる。

アイロンを使って写真を現像します。

黄色い面に光を当てないように
気を付けてください。
3秒以上アイロンをかけないように
気を付けてください。

■光を見てみよう

カメラにとって、大事な光の性質は2つあります。

  • 光は、空気やガラス、水の中をまっすぐに進みます。
    これを難しい言葉で、「光の直進(ちょくしん)」と言います。
  • 光は、空気中から水の中に入ると折れ曲がってしまいます。
    これを難しい言葉で、「光の屈折(くっせつ)」といいます。
ゼラチンと水とを混ぜてこねる。

光の直進(水の中)

ゼラチンと水とを混ぜてこねる。

光の屈折(空気中→水の中)

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

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