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生レポート!卒業生の声

あの時研究していなかったら?~研究活動は人生の岐路~

2019年1月18日
和歌山大学システム工学部 デザイン情報学科 修了
公立諏訪東京理科大学工学部 勤務 M.M.

「パソコンについての勉強をしてみようかな」高校時代、将来について深く考えていなかった私は、そんなぼんやりとした理由だけで大学を選びました。大学入学時点には大きな志も目標もなかった私ですが、現在は研究者として研究を続けるという、当初は思いもしなかった道を歩んでいます。

 研究に携わる職に就いたのは、大学での研究活動を通して得た経験が、私の意識に大きな変化を与えたことが大きいと思います。私の所属していた学科では、3年生になったとき、研究室に配属されます。研究室では、1、2年生の間受講してきた講義とは異なる研究活動に取り組んでいくことになります。配属された研究室では、コンピュータを使って、人と人とのコミュニケーションを支援する方法について研究することになりました。それまでは、講義でしか取り組んだことのなかったプログラミングに、指導教官や研究室の先輩のアドバイスを受けながら取り組みました。試行錯誤しながらシステムを完成させる、ということ自体が、貴重な経験の一つだと思います。さらに私の場合、自分の作ったシステムを、実際の病院に設置してもらうという、なかなか得られない貴重な機会をいただきました。慣れないながらも必死にシステム開発へ取り組み、その取り組みに対する実社会からのコメントを得たり、時に解決しがたい問題に直面しては試行錯誤したり…それまでの大学生活では得られなかった充実した経験を、研究活動を通して得ることになり、徐々に社会の問題を解決するための方法を考えることの面白さに魅了されていきました。こうした経験がなかったら、私は今も淡々とした日々を過ごしていたかもしれません。研究活動での様々な経験が、思わぬ岐路を生んだのだと思います。

 在学時に熱中して取り組んだ経験は、なくなることのない自分の一部となって、今の生活に影響を与えています。後になって、こうしておけばよかった、と思っても、取り組めること・取り組めないことがあります。これから工学部に進学する皆さんも、一つでも貴重な経験ができるように、その時その時に得られる機会を大事にしてほしいと思います。

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

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