2023年1月27日
私が材料系へ進学したきっかけは、幼稚園の頃から絵を描くことや工作が好きだったことです。
1~3年生では課題やレポート、テスト勉強をしつつ、サークルやバイトをすることで女性が少ないイメージのある理系でも充実した生活を送ることができました。
大学4年生からは研究室配属となり、平日は毎日学校に通っています。3年生までと比べて確かに忙しくなりましたが、この機会に大きく成長できたと感じています。私は4年生で卒業して、就職するという道を進もうと考えた上で、社会人に必要な力を身につけられるよう研究生活に取り組みました。結果として自分が思ってた以上に得たものがありました。毎日のように設備の使い方やエンジニアとしての考え方を得ただけでなく、共同研究先への発表、物品の見積もりのメールや電話など社会人を相手にしたやり取りを経験できました。また、研究室内では、全体としてのスケジュールの共有や助け合いを積極的にすることで、より良いコミュニケーションを築くことができたと思います。こうした材料の専門的な知識以外の学びも多く、活発的に過ごすことができました。一方、材料の学問的な面に関しては10月と12月に2度に渡り学会発表に参加しました。発表に向けて準備することによって、自分の研究テーマをブラッシュアップさせるだけでなく、研究室のメンバーの研究内容も更に詳しく共有できたと感じました。そして週に2~3日で学校に付属している工場に足を運び、金属材料を作製したり、加工するなど機械を操作する経験を積むことができました。材料系の就職先としてメーカーが多く存在し、工場で研修があったり仕事上出向くことがあると思います。工場に通っていた経験は必ず就職後も活かされると確信しています。自分たちで手を動かし、さらに調査して報告するといった流れをつくっていくことで評価してもらえたり、実験方法や結果の問題解決にも取り組む事で社会実装に向けて動いていることを目の当たりにしています。
研究生活で、多くの経験を得ることができたのは、指導教員や先輩の指導や同期との助け合いがあってこそだと感じています。それに伴い、研究活動に熱中して取り組む事ができたと思います。
将来目指している(目指していた)職業は何ですか? | メーカーの開発職を目指しています。 |
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工学部への進学を決めたのはいつごろ? | 大学受験で、センター試験を受ける直前くらいです。 |
工学系への進学理由は? | 富山大学の、都市デザイン学部のパンフレットを見て、興味が湧いたためです。 |
大学を選ぶ決め手になったものは何ですか? | 実家が石川県で、国立大学であったためです。 |
大学では何に力を入れて勉強(研究)していますか? | 金属材料です。 |
女子が少なくて困ったことは? | ないです。むしろ人数が少なくて、仲良くなりやすかったです。 |
男子が多くて良かったこと、困ったことは? | あまり意識したことはないです。自分と同じ大学生だし、上手く関わってくれていると思います。 |
文系の友達・知人と違うな~と思うところは? | 研究室配属されてからは、学校に通う時間がこっちの方が多いと思います。でも、就職を前にして研究を進めたり、人と関わりが多いので身になっていると思います。 |
高校時代に理数系の科目は得意でしたか? | 数学、化学は得意でした。物理は向いていないかなと思ってしまいました。 |
ニガテ科目克服法や勉強のコツは? | 暗記すべきことを毎日少しずつでいいから取り組みました。 |
クラブ・サークル活動などをしていますか? | フットサルサークルに入ってました。 |
今一番興味があることは? | 金属材料の作製を研究室の人とすることです。 |
工学部に来て大変なことは? | 時間が足りないと感じることが多いです。 |
工学部に来てよかった事は? | ものづくりが進んでいるのを実感できるし、関わって廻りの人と評価するということができて、楽しくやっています。 |
掲載大学 学部 |
富山大学 都市デザイン学部 | 富山大学 都市デザイン学部のページへ>> |
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |