「夢にときめけ!明日にきらめけ!!」 |
「夢にときめけ!明日にきらめけ!!」by 川藤幸一
以前ヒットしたドラマ(漫画) ”ルーキーズ”からの一節です。私はこのフレーズが大好きです。今時、こんな臭いセリフで何を言っているんだろうと思われるかも知れませんが、この言葉こそ『現在(いま)』を生きて行く上で重要ではないでしょうか?
‘夢’がなければ人類の進歩はなかったし、‘夢’があるからこそ‘今日’を一生懸命に過ごしていけるのだと思います。
「皆さんの夢は何ですか?」といったありきたりの事を聞くつもりはありません。
では、「皆さんの今欲しい物は何ですか?」という質問をしたらどうでしょう?
車やパソコン、デジカメ、携帯電話、ゲーム機、iPad、etc.答えは人それぞれ違うと思いますが、これらに共通して言える事は『工学』が関係しているという事です。
これらはみな、工学部を卒業した多くの先輩達の‘夢’が具体化したものです。そして、その‘夢’の具体化を積み重ねて今日の便利な世の中が形成されています。
私は機械工学科出身でありながら敢えて化学メーカーへ就職しました。自分自身が畑違いの分野で何が出来るのか、‘挑戦’してみたかったからです。(これも一種の‘夢’?)
現在は、化学プラントの機器や配管設計、プロセス設計といった業務を担当しています。この仕事の醍醐味は、‘自分の思い描いた設備を創る事ができる’と言うことです。もちろん、いろいろな苦労や失敗することもありますが、最終的に『自分が設計したものが具体化する』という今の業務は非常に「やりがい」を感じます。そして私の設計した機器を使ってプラスチックなどの樹脂を生産し、その樹脂が世の中のいろいろなもの、すなわち‘夢の結晶’に使われていく。そう考えると何だか世の中にある、ありとあらゆる物に私の仕事が関係している感じがしてワクワクしてきます。
この仕事で主に必要な基礎知識は、学生時代に学んだ材料力学や熱力学、流体力学といった力学です。学生時代とは畑違いな会社に就職したと思っていましたが、実は学生時代の経験がそのまま今の仕事に繋がっていました。
ここでは私の事(機械工学科)を書かしてもらいましたが、工学部にはいろいろな学部があり非常に多岐に渡ってさまざまな分野を学ぶことができます。前にも触れましたが、今ある世の中のありとあらゆる物は、工学部出身の先輩方の‘夢の結晶’であり、現代の便利な生活をするためには無くてはならないものばかりです。
こんな‘夢’の広がる工学部で学んでみませんか?‘明日(未来)’にきらめいてみませんか?
そして今度は皆さん自身がまだ世の中にない、まだ見ぬ‘モノ’づくりにトライしてみませんか??
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