摩周湖における環境調査 摩周湖ベースラインモニタリング |
(国立環境研究所との共同研究)
摩周湖ベースラインステーション
摩周湖水採水作業
“材料の開発”は、廃棄物のリサイクルなどを通して、環境保全・改善に大きな役割を果たしています。
まず、環境改善のためには、現在の環境を正確に把握することが重要です。
北見工業大学の近くに位置する摩周湖は、世界一の透明度(41.6m、1931年)を記録した世界で最も清澄(せいちょう)な湖の1つです。摩周湖には、流入河川が無く、また周辺に工場等の汚濁源が無いので、湖水中に環境汚染物質の濃度の増加があった場合は、それらが雨水・大気粉塵等経由であることがわかるのです。まさに地球環境を監視する高感度センサーと言えるでしょう。
私たちは、超微量の有害成分の分析方法を考案し、摩周湖の水質調査を学内や学外の研究機関とともに行い、地球環境を観ています。考案した方法は最先端の材料分析への応用が可能であり、自然と調和する“材料の開発”に貢献します。
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |