学びが役立つありがたさは、卒業後にこそわかるものです |
北見市の「下水道事業」の全般的な計画業務に携わっています。水道管の設置・改築更新計画や処理場の改築更新計画、既設物の耐震計画など、これら計画は公共事業なので、申請先は国や道。最近の公共事業は厳しい財政状況にあります。そのなかで、下水道事業が運営できるよう、現場の意見を汲み取り、効率的・効果的な計画を策定し、実施へと結びつける。その過程が容易ではないぶん、大きな達成感があります。
もともと最初の就職先は東京で、半導体分野の会社。地元へUターンする時、転職先となった当局と私を繋げたのは「水質調査」の分野でした。北見工業大学で「電子」や「化学」まで多岐に学べたことが、就職の選択肢を広げてくれました。大学時代に学んだことのありがたさって、卒業後にわかるものなんですよね。しかも、困ったときこそ助けられる(笑)。所属が変わって新たな化学分野の知識が必要になっても、教科書を読み返せば、基礎は身についているので、ちゃんと思い出せるんです。北見工業大学は自宅から近いので、今でも大学の図書館を利用するんですよ。化学の専門書は地元のどこよりも充実していますからね(笑)。
よく研究室にお邪魔しては長時間質問攻めにしていましたが、先生方はいつも親切に指導してくれました。おかげで基礎知識が身に付き、就職後もその土台を活かして自分で勉強するのに困りません。どの先生も熱心で、それが北見工業大学らしさでもあり、社会人になった今もイチバン好きなところです。
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |