2026年3月27日
私は幼い頃、父が実家の倉庫でものづくりをしている姿を見て育ちました。工具の音が響く中で、何度も試行錯誤しながら形にしていく姿は、子どもながらにとてもかっこよく映りました。その時間が、私の中に「いつか自分も何かを生み出す側になりたい」という気持ちを芽生えさせてくれたのだと思います。
そんな私が理系へ進むことを強く意識したのは、高校時代の数学の先生との出会いがきっかけでした。それまでの私は、数学が特別好きというわけではなく、「少し得意かな」という程度でした。でも先生の授業は、答えを出すことよりも「なぜそうなるのか」を大切にしていました。筋道を立てて考え、最後にぴたりと答えが合う瞬間の気持ちよさを知ったとき、数学の面白さに一気に引き込まれました。そこからは、もっと知りたい、もっと解けるようになりたいという思いが自然と湧き上がり、夢中で取り組むようになりました。
振り返ると、私にとって数学は「得意科目」以上の存在でした。自分の中にある強みを初めて実感できたものだったのです。その強みがあったからこそ、理系に進む決断ができ、工学の道へと進む勇気も持つことができました。
もちろん今でも、すべてを理解できているわけではありません。分からないことに何度もぶつかります。でも、そのたびに考え、調べ、人に聞き、少しずつ前に進んでいく。その過程こそが、ものづくりの面白さであり、理系の魅力だと感じています。
私の進路は、父の背中や先生との出会いなど、たくさんの「出会い」に支えられてきました。出会いは偶然かもしれません。でも、その出会いを大切にし、「面白い」と感じた気持ちを信じて続けることで、それはやがて自分の強みになります。
これから進路を考えるみなさんも、ぜひ出会いを大切にしてください。目の前のきっかけを味方にし、自分の「好き」を信じてみてください。その一歩が、未来のあなたをきっと支えてくれるはずです。


| 将来目指している(目指していた)職業は何ですか? | 社会を支える技術者を目指しています。 |
|---|---|
| 工学系への進学理由は? | ものづくりに関わりたかったからです。 |
| 大学を選ぶ決め手になったものは何ですか? | 自分の学力で挑戦できる国立大学だったことが決め手です。 |
| 大学では何に力を入れて勉強(研究)していますか? | AIを使って医療画像を分析する研究をしています。 |
| 入学前と、入学後、工学部のイメージの違いは? | 静かな人が多いイメージでしたが、思っていたよりしゃべりやすい人が多かったです。 |
| 男子が多くて良かったこと、困ったことは? | 自分にない視点や考え方が多く、視野が広がるところが良いと思います。 |
| 理工系で就職は有利だと思いますか? | 有利な面はあると思います。専門性がある分、就職の選択肢は広いと感じています。 |
| 文系の友達・知人と違うな~と思うところは? | 授業や課題が多く、自由に使える時間は比較的少ないと感じます。 |
| 本音で言うと、文系タイプ?理系タイプ? | 勉強は理系タイプですが、性格はかなり文系タイプだと思います。 |
| ニガテ科目克服法や勉強のコツは? | 完璧を目指さず、まずは最低限を理解することを意識しました。また、分からないところは早めに人に聞くことで、苦手をため込まないように意識しました。 |
| アルバイトをしていますか? | 居酒屋でアルバイトしています。 |
| 今一番興味があることは? | 今は旅行です。知らない場所に行って、美味しいものを食べたいです。 |
| 工学部に来て大変なことは? | 一つの課題にかかる時間が長いことです。 |
| 工学部に来てよかった事は? | 計画的に行動する力が身についたことです。 |
| 掲載大学 学部 |
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| 私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |