私は、群馬大学 大学院理工学府 理工学専攻 電子情報数理教育プログラムに所属する修士課程1年生です。現在は電子回路にかかわる技術の研究・学習をしています。
大学とはどんなところなのか、なにを学べるのかを、私の視点で紹介したいと思います。
まず、大学の講義についてです。大学では、自分で学びたい科目をある程度自由に選択できます。群馬大学では主に1年次で教養教育、2年次から専門教育が行われます。専門教育では、専門分野の技術にかかわる科目を詳しく学べます。また、教養教育で興味のある事柄を自分で選択し、幅広い学問に触れられることも、大学で学ぶよい点といえます。
講義で基礎的な内容を理解したら、4年次からは「研究」を行います。私はこれが工学を学ぶ醍醐味だと感じます。工学系の研究では、社会にある技術的な課題を見つけて、解決方法を探ります。勉強との違いは、まだ誰も明確な答えを知らないことを追求する点です。難しそうに聞こえますが、心配はいりません。研究のベテランである先生や先輩たちが、きっと力になってくれます。
大学生活は勉強ばかりではありません。全国各地から学生がきているため、講義や実験、部活動やサークルを通じて、様々な背景を持った人たちと交流できます。留学生もたくさんいるので、外国の文化を知りたい、外国語でコミュニケーションをとれるようになりたいという人にも、もってこいの環境です。また、先に述べた研究に関連して、国際会議での研究発表を目標にすれば、書く・話すといった英語での表現能力も向上します。
理工学部の魅力は、生活にあふれるモノの仕組みを学べることと、学んだ技術が実際に社会で役立っている様子を感じられることでしょう。電気・電子工学について言えば、もはや生活の中で電気のかかわらないモノはないといっても過言ではありません。さまざまな機能で生活を豊かにする家電や電子機器は、どのような仕組みで動いているのでしょうか。またそれらを動かすエネルギーはどのように得られるのでしょうか。理工学部では、こうした疑問に対する答えを学ぶことができます。そのうえで、より便利になるような技術を創り出し、社会に貢献することができます。
自身の学びを社会に役立てたい、モノづくりが好きだという人は、理工学部で学ぶことをおすすめします。あなたのアイデアで、豊かな社会を作りましょう!!
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