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輝く工学女子!(Tech ☆ Style)

【vol.108】たくさんの人の生活をよりよくするために

vol.108オムロンソーシアルソリューションズ株式会社
社会ソリューション事業本部
公共ソリューション事業部
事業開発部
長崎大学工学部工学科電気電子工学コース
K.O.さん

2022年10月28日

現在の仕事について

 わたしは現在オムロングループのオムロンソーシアルソリューションズ株式会社(OSS)で、鉄道会社様向けに駅務機器の開発を行っています。

 具体的には、SEの立場でお客様と設計さんの間に入り仕様を決めたり、PMの立場でプロジェクトの取りまとめを行っています。

 駅務機器には、みなさんが使っている券売機や改札機の他にも、駅員さんが使う窓口処理機や収入管理システムなど様々なものがあり、機器ひとつだけを見るのではなくシステム全体を見る必要があります。

 多くの人に影響を与える仕事で、場合によっては緊急対応が発生するため大変ではありますが、作ったものが利用されているところを見るととても嬉しく達成感があります。

今の仕事に就くまで

 わたしはもともと工学部が第一志望ではなく、第一志望に不合格だったこと・就職先に困らないだろうという理由で工学部に進学しました。

 そのため卒業後の進路について何も考えておらず、「たくさんの人の役に立つ仕事がしたい」というざっくりとした夢しかありませんでした。

(どうせ仕事をするならたくさんの人の役に立ちたいし、巡りめぐって自分の役にも立つといいな~くらいの理由です)

 具体的にどんな仕事がしたいというものがなかなか見つからないことに焦り、進路担当の教授にお願いして就活生に交じって大学2年生から企業説明会に参加していましたが、社会インフラの観点からよりよい社会をつくることに魅力を感じ、最終的にOSSへの就職を決めました。

大切にしていること

 わたしが大学生の時から大切にしていることは、「自分が頼れる人を増やす」ということです。

 大学や会社では本当に様々な人に出会うことができ、自分に知識や経験がなくても誰かを頼ることで自分の実力以上のことが達成できます。

 大学では進路に関して頼れる教授や先輩がいたことで夢を見つけ、実現できましたし、会社でも、わたしが生まれるより前から会社にいる超ベテランの方の知識・経験がなくてはプロジェクトの運営はできません。

 まだまだ頼ることのほうが多いですが、周りの人に頼り頼られながら、これからもよりよい社会をつくっていきたいです。

message

いろんな人と関わって、巻き込む力をつけよう!

教えてなんでもアンケート

将来目指している(目指していた)職業は何ですか? 高校時代は診療放射線技師を目指していましたが、大学入学後は社会インフラに携わる仕事を目指すようになりました。
工学部への進学を決めたのはいつごろ? 第一志望(放射線技術科)が不合格となり、第二希望であった工学部に後期受験し進学しました。
工学系への進学理由は? 学ぶ内容や就職先の選択肢が多いと感じたためです。
大学を選ぶ決め手になったものは何ですか? 実家から通える立地、国公立であることです。
大学では何に力を入れて勉強(研究)していますか? 実験など実際に手を動かす講義は熱心に取り組んでいました。
入学前と、入学後、工学部のイメージの違いは? 講義や試験の専門性・難易度が予想以上に高いと感じました。
女子が少なくて困ったことは? 講義のとき女子同士隣の席に座れないなど困ったことはありましたが、女子間の絆はとても深かったです。
男子が多くて良かったこと、困ったことは? 実験の班などは学生番号に関係なく、女子は同じ班にしてもらえたのは良かったです。
理工系で就職は有利だと思いますか? リケジョを求めている企業が多いこと、業界の選択肢が多いことから有利だと思います。
文系の友達・知人と違うな~と思うところは? 文系のほうが試験が少なくていいなと思っていました。
高校時代に理数系の科目は得意でしたか? 数学、化学は好きでしたが、物理は苦手でした。
アルバイトをしていますか? 塾や結婚式場でアルバイトをしていました。
今一番興味があることは? 今は鉄道業界に関わる仕事をしているため、将来駅や駅務機器がどのように進化して利用者の生活を変えていくか楽しみです。
お気に入りのグッズを見せてください♪ 入社時に購入した名刺入れです。お客様や他メーカの方と名刺を交換する機会が多く、必需品です。
工学部に来て大変なことは? 講義も課題も多く、家でも勉強し続けないといけないことは大変でした。
工学部に来てよかった事は? 様々な分野について学ぶことができ、大学在学中にいろんな進路を検討、選択できることです。
※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

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