ITの世界は変化が速く、今日覚えた知識が明日には古くなることがあります。人工知能もその典型です。
それでも、大学で身につけた基礎は今も変わりません。
私は情報通信の仕事でビッグデータ解析やWebアプリ開発、新規事業企画などに取り組み、現在は手話認識の機械学習を担当しています。
どの現場でも成果を支えてきたのは、大学で鍛えた土台の力でした。
その力は二つあります。
ひとつ目は「没頭する力」です。
研究の課題や背景を、まず自分の言葉で定義し、仮説を立てて小さく試します。
失敗したら原因を突き止め、結果から次の一手を見つけ、また手を動かす、こうした地道な循環を最後までやり切ります。
これが変化の激しい現場で通用する持続的集中力につながります。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」ですから。
ふたつ目は「言語化の力」です。
課題を言語化することは、社会人になってからでも難しいものです。
研究の中間報告や研究発表は、背景・目的・方法・結果・考察の順に考えを整理して伝えるので、言語化の力を磨くには最高の練習でした。
そこで鍛えられた力は、今の企画提案やレビューでも大きく役立っています。
大学で学んだ二つの力は、社会人になってからも新しい価値を生み出し、社会へ届ける技術やサービスに育っていきます。
大学生活を存分に楽しみながら、その力をぜひ身につけてみてください。
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