2021年10月8日
私は秋田大学国際資源学部国際資源学科資源開発環境コースを卒業後、秋田大学院に進学しました。その後、現在勤めている会社で分析業務を担当しています。
高校2年生の時に数学が好きで、文系科目が苦手だったという簡単な理由から理系の道に進みました。大学は、珍しい勉強(資源に特化したカリキュラム)ができるということと授業の一環で海外へ行くことができることの2点に魅かれて国際資源学部を選びました。しかし、進学して最初に感じたのは自分の英語力の低さでした。入学する際から分かってはいたものの、英語の授業が多いうえに日本語でも難しい専門科目を英語で受けるため全く頭に入ってきませんでした。ですが、海外フィールドワークという授業で1か月間アメリカへ行ったことで徐々に英語に対して苦手意識が少なくなりました。就職してからも海外製の分析装置など説明書や操作画面が英語表記ですが、ある程度スムーズに作業ができるので役に立っています。
工学部へ進学すると研究者もしくは専門の技術者になるしかないと思っている方も多いかもしれませんが、私は大学で勉強・研究していた分野とは関わりの少ない仕事をしています。大学や大学院では知識を深めると同時にいろいろな経験を通じて自分を成長させる場でもあるので、あまり視野を狭めずやりたいことを大学で探すのもいいかもしれません。
これから大学を目指す中学高校生のみなさん、将来のことも重要ですが、今を大切にして充実した学生生活を送ってください!
将来目指している(目指していた)職業は何ですか? | ものづくりに関わることができる職 |
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工学部への進学を決めたのはいつごろ? | 高校3年生の夏 |
大学を選ぶ決め手になったものは何ですか? | 他とは違う勉強ができること |
大学では何に力を入れて勉強(研究)していますか? | 鉱石。資源を中心に勉強していた |
女子が少なくて困ったことは? | 困ったことなし!サークルなどに入れば女子はたくさんいるからプライベートでは全く問題なし |
男子が多くて良かったこと、困ったことは? | 外食がラーメンばかりになること |
文系の友達・知人と違うな~と思うところは? | 課題の量、実験、授業数が多い |
高校時代に理数系の科目は得意でしたか? | 数学は特に好きだった |
高校時代の苦手科目は? | 国語、英語、社会 |
ニガテ科目克服法や勉強のコツは? | 苦手科目は克服できなかった!とにかく自分は好きなものばかり勉強していた |
クラブ・サークル活動などをしていますか? | 北光会クラス幹事会で、企業説明会や企業見学会の企画運営をしていた |
今一番興味があることは? | プログラミング。会社の様々な場所で使われているため |
工学部に来て大変なことは? | レポートと実験が多いこと。テストが難しいこと |
工学部に来てよかった事は? | 実際の職場で使える知識を得ることができる |
掲載大学 学部 |
秋田大学 国際資源学部 | 秋田大学 国際資源学部のページへ>> |
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |