2015年7月23日
私が国際資源学部を志望したのは、東日本大震災で起こった原発の問題があったからです。震災以前は、電気供給の多くを原子力に頼っていました。日本は資源に乏しいという認識はありましたが、日本の原発の停止が相次ぎ、節電対策がとられる中、改めて実感させられたのです。この問題から、私は資源に興味を持ち、日本にもっと効率よくエネルギー資源を供給できるようにならないかと考えていたところ、高校の先生に「秋田に国際資源学部という学部が新設される」と紹介を受けました。私が勉強したいことが、この国際資源学部にはあると思い、そして今ここで学ぶことができています。
国際資源学部は、2年次から、専門教育科目は英語での授業となっています。高校や大学の英語の授業では習わないような、専門用語も英語です。講義中は、先生方の話についていくのは大変ですが、資源を扱うためには英語は必須ですので、自分の将来に活かせると考えると、学びがいのある毎日を送れています。
また、私は生協の組織の1つである「Akita PC Lab.」のスタッフをしています。新入生を対象とした、PCスキルやIT関連の講座を開いています。スタッフになったことで、PCスキル・企画力を身に着け、人に何かを教える難しさ・楽しさを学ぶことができています。
講義で資源について学び、そして学外ではPCスキルを学び人に教えるという、とても楽しく、やりがいのある生活を送っています。
「私は理系だし英語が苦手だなぁ」と思っている高校生の方もいらっしゃると思いますが、様々なことを学べるのが、高校と大学です。苦手意識を持っても、積極的に英語も勉強してほしいです。特に大学では、自分の学びたいこと、興味のあることをたくさん吸収できるところです。英語のまま理解できると、達成感も持てます。外国の先生と話せると、嬉しくなれます。英語に限らず、理系科目が苦手でも、秋田大学にはそれをサポートしてくれる組織があります。そして、資源に特化し、かつそれを英語で学ぶことができるのが、秋田大学国際資源学部です。ぜひ、一緒にここで学びましょう。
大学を選ぶ決め手になったものは何ですか? | 資源に特化していて、且つ英語を学べることでした。 |
---|---|
大学では何に力を入れて勉強(研究)していますか? | 資源はもちろん、英語や資源に関わる化学や物理、経済、歴史、国際関係など様々なことを学んでいます。 |
入学前と、入学後、工学部のイメージの違いは? | 女子は確かに少ないですが、他の工学部よりも女子が多かったことです。 |
男子が多くて良かったこと、困ったことは? | 理系に強い男子が集まっているので、講義で分からなかったところは教えてもらっています。いつも心強いです。 |
本音で言うと、文系タイプ?理系タイプ? | 文系です。 |
高校時代に理数系の科目は得意でしたか? | 逆にとても苦手。国語や世界史の方が得意なくらいでした。 |
高校時代の苦手科目は? | 数学 |
ニガテ科目克服法や勉強のコツは? | 学校の先生に添削指導を受けることです。自分の苦手なところを中心に、1対1で教えてもらえるので、おすすめです。 |
今一番興味があることは? | 資源に目を向けると、世界にも自然と目が向きます。今は、世界情勢や国際関係に興味を持っています。 |
工学部に来てよかった事は? | 自分の好きなことを追求できる楽しさもありますし、自分のやっていることが将来役に立つと実感しやすいことです。 |
掲載大学 学部 |
秋田大学 国際資源学部 | 秋田大学 国際資源学部のページへ>> |
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |