2014年8月19日
私がこの道に進んでいるのは、あるドラマを観たのがきっかけです。これは、天才ハッカーがテロ組織に立ち向かっていくというドラマだったのですが、それがとてもかっこよく見えたのです。さらに映画のCG映像にも興味を持ち始め、「これは工学系だ!」と思いました。それに、理系で工学の女子ってかっこよくないですか?
現在大学では、モーションキャプチャやバーチャル空間技術を使ったものづくりの研究をしています。モーションキャプチャを知っていますか?簡単に言うと、人や物の動きをカメラやセンサによってパソコンに取り込みアニメーションに使ったり、スポーツなどのデータ収集に使ったりします。近年、映画の撮影やゲームなどにも使われています。この研究は、多くの工学的技術や知識を必要としていて、プログラミングであったり、データの解析であったり、確かに難しいことも多いですが、好きなことなのでとことん取り組めます。
この大学3年間での学習と、現在の研究は自らの視野を広げてくれています。高校の頃は、漠然と映像関係に就きたいと考えていましたが、今は幅広く職業を見ています。自分の納得がいく就職ができるように努力していこうと思っています。
工学部は女子の人数はとても少ないですが、特に困ったことはありません。むしろ、少人数だからこそ、深い付き合いができているのかなと思います。部活はスキー部に所属し、雪国ならではのスポーツを毎シーズン楽しんでいます。部活は先輩・後輩友人の幅が広がるのでとても楽しいですよ!加えて最近は、大学の支援のもと学生が主体で活動する自主プロジェクトも進めています。その中で私たちは、建物や物体に映像を投影するプロジェクションマッピングに挑戦中です。このように大学では、やる気次第で色々なことができます。将来に悩んでいる人がいたら、キャンパスライフの中で、やりたいことを探してみるのも良いかもしれません。
私は工学系に来て本当に良かったと思っています。何よりも最先端の技術を使うことができ、それを使って研究をすることはとても魅力的です。工学に来てみませんか?悩んでいる人は、オープンキャンパスで直接学生に質問するのもアリだと思います。
自分のこれからの道を選択する分岐点で、ぜひ後悔のない選択をしてください。
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