視野を広く持とう! |
工学部を目指すには「理科が得意でなければならない」「理科に興味がなければならない」というイメージだけを持っていませんか?必ずしも、そうでもないのです。実は、これまで学んだ基礎学問や実践的な訓練を生かし、さらに深くかつ広く勉強したい方にうってつけなのです。この考え方は、勉学だけにいえるのではなく社会や世の中にも繋がっています。
近年日本の製造業などの世界での立場が大きく変化していることは知っていますか?このような時代には、狭い専門技術のみを身につけた人材よりも幅広い技術に対応できるシステム思考を持った人材が求められています。また、知識や技術を身につけるだけでなくシステムを開発・運用していくうえでの仕事を進める方法や手順に必要なコミュニケーション能力も必要なのです。これからは、必要に応じた対応を自発的にできる人材が求められています。それには、学生生活で視野を広く持ち、技術を体系的に理解できる能力を養うことが大切です。ただ単に、幅広く技術を学ぶだけでは広く浅くなってしまいます。そうではなく、基本的なことをしっかり学び広く深く身につけることが大切です。
和歌山大学システム工学部では、いろいろな工学領域の専門技術を組みあわせて総合的に上記で述べた能力を身につけることができる体系・方式で幅広い技術を複合した教育を行なっており、入学後に幅広い分野の中から興味ある分野を選んで、より深く学び将来に進むことができます。
また、最近では女性が社会で活躍する姿が多くみられますが、和歌山大学システム工学部でも先輩・後輩、学科を超えた交流を通して、学生同士が気楽に話すことの出来る場を設け、理系の女性のみなさんにより充実した学生生活、キャリア、進路・就職に向けた支援を行っています。
男子学生も女子学生も工学の世界に飛び込み、一人でも多く、和歌山大学システム工学部の門をたたいていただけることを期待します。
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |