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生レポート!現役学生の声

グリーンインフラを通した学びと経験

2024年9月6日
九州工業大学 工学部
D.B.
マレーシアの大学の方々との集合写真マレーシアの大学の方々との集合写真

 みなさん、こんにちは。僕は九州工業大学大学院の修士2年生です。建設社会工学科で、1~3年生まで土木・建築分野の基礎を学び、大学院からは研究室で研究活動をしています。現在は環境デザイン研究室に所属し、主に人や生物が豊かに暮らすことのできる空間づくりについて、メンバーと協力しながら活動をしています。普段は、様々なプロジェクトを通して、「グリーンインフラ」という「自然の多機能性を活かしたインフラや土地利用計画」について整備や管理手法等を考えたり、実践をおこなったりしています。

 僕は、河川や氾濫原、集水域を含めた流域全体に住んでいる人たちが協力して治水対策に取り組んでいくという考え方に惹かれて「流域治水」というテーマで研究に取り組んでいます。グリーンインフラの多機能性に着目して、流域の自然環境を保全しつつ流域治水を推進していくための計画について研究をしています。この研究を進めることで、自然の豊かさを守るとともに災害に強い社会をつくっていく方法を見つけていきたいと考えています。

 また大学院では、マレーシアの大学との共同研究プロジェクトの一環として、実際にマレーシアに行き、現地のグリーンインフラの見学をさせていただきました。現地の研究者や先生方から実際に現場で説明を受けることで、生態系を活かした雨水管理や雨水浄化の方法について学びました。また、自分が過ごしてきた地域と異なる文化や言語に触れて刺激を受けることができ、とても貴重な経験ができたと感じています。

 このように、大学院に進学することで、様々なプロジェクトや研究の機会をいただき、学びを深めています。研究室のプロジェクトでは、他大学の教授や市役所の人、地域の人など立場の異なる人たちと協力することが必要なので、研究室に所属する前より、格段に関わる人が増えました。異なる立場の考えや様々な経験をしている方々のお話はとても面白く、貴重な経験だと思っています。そういった方々の考えなどを吸収しながら自分を成長させられたのは、大学院に入って研究に没頭できたからだと思っています。

 最後になりますが、大学生活では研究活動だけでなく、サークルや趣味など、自分のやりたいことに熱中できる機会が増えます。皆さんの充実した大学生活に向け、少しでも僕の体験談が参考になれば嬉しいです。

マレーシアの大学の方々から研究サイトを案内していただいている様子マレーシアの大学の方々から研究サイトを案内していただいている様子
マレーシアの大学の方からプレゼントを受け取っている様子マレーシアの大学の方からプレゼントを受け取っている様子
大学院の講義でプレゼンをおこなっている様子大学院の講義でプレゼンをおこなっている様子
研究室のメンバーと大学祭のために育てた芋を掘っている様子研究室のメンバーと大学祭のために育てた芋を掘っている様子
学会で研究のポスター発表をしている様子学会で研究のポスター発表をしている様子
※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

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