中高生の皆さん、大学って具体的に何をするところだと思いますか? 勉強、恋愛、アルバイト、サークルだけをするところではありません。私は主に、大学は自己のアイデンティティを確立する場所であると考えています。自分がどんなことに興味があり将来どんなことをしたいのか、またどのような職業に就きたいか等を4年間の大学生活の中で見つけていく。大学とはこのような場所なのです。自分の好きなことに集中できる大学生活、皆さん素晴らしいと思いませんか?
私の場合、大学2年生の時に自分の専門科目の他に英語と中国語に興味を持ち、外国語の勉強を始めました。大学の語学強化コースに参加し、また留学生と交流するようになり、ますます海外に興味を抱くようになりました。当時は度々「自分が求める人物像は何か?」と自問自答しては、色々な留学プログラムの説明会を聞きにいきました。熟考を重ね、大学3年生の時、台湾へ10ヶ月の交換留学、大学4年生の時にはアメリカの名門校ライス大学で研究インターンシップに参加しました。異国の土地で外国語を話し勉強や研究をするのは簡単ではありませんでしたが、研究に対する知識の増加、外国語習得等、収穫が多く、また自分の目指す「国際人」に一歩近づけたと実感することができ、良かったです。大学卒業後は海外の大学院で引き続き研究したいと思い、次の目標に向けて日々邁進していきたいと考えています。
最後に私からアドバイスをさせて下さい。中高生の皆さん、人生はたった一度限りです。是非自分がなりたい自分になってください。「Just be who you are」私の座右の銘をお送りします。大学には沢山の機会があり、そのチャンスを掴むことで皆さんの未来をきっと明るいものにしてくれるでしょう。
皆さんをここ鳥取大学でお待ちしております。
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