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生レポート!現役学生の声

システム情報学の魅力

2024年8月2日
神戸大学 工学部 システム情報学研究科
R.T.

 皆さんこんにちは。私は、神戸大学大学院システム情報学研究科に所属している修士2年生です。

 この記事では、研究室での活動内容について紹介したいと思います。所属している研究室では、音・画像・言語・脳活動を対象とした深層学習の研究を行っていて、私は画像認識の研究に取り組んでいます。日々、課題解決に向けた実験を行ったり、先生や研究室の同期と議論したりと、充実した研究生活を過ごしています。

 研究では、学会発表や企業との共同研究など、研究活動を通して学外の人と関わる機会が多いです。
 現在まで、国内外の学会で5件の発表を行いました。同じ分野の研究者と意見交換を行い、最先端の研究について情報収集することができて、研究のモチベーションが上がります。国際学会では、英語で発表や質疑応答を行うため、とても緊張します。
 企業との共同研究では、社会インフラ課題の解決を目指すプロジェクトに参加しています。定期的に行われる進捗報告会議では、大学側と企業側がそれぞれ成果を報告します。企業側は実用化を目指しているため、ビジネスとしての考え方についても知ることができて勉強になります。

 さて、ここまで、研究活動について紹介してきましたが、私が大学に入学したとき、「画像認識、深層学習についての研究をしたい!」とは思っていませんでした。「情報系が流行っているから、ちょっと勉強してみたいな~」という軽い気持ちで入学したのです。
 学部時代は、専門科目として計算機科学・通信・ハードウェアなどを学び、システム情報学の多様な分野について専門的な知識をつけました。その中で、深層学習に関連する授業を受けて、自分でもやってみたいと思い、現在所属している研究室を選びました。充実した研究活動を行えているのは、授業を通してやりたい事が見つかったからだと思います。

 神戸大学は、2025年にシステム情報学部を設立予定です。カリキュラムが改定され、より専門的な教育が受けられるようになります。
 私がやりたい事を見つけられたシステム情報学の専門科目を、1・2年生から学ぶことができます。システム情報学に少しでも興味がある人は、学部に入ってから、やりたい事を見つけやすくなるのではないかと思います。

 私は4月からは社会人として働く予定です。大学で学んだ専門知識や、研究で身につけた課題解決能力を活用して、社会に貢献したいと思っています。

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

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