皆様は「競技プログラミング」を知っていますか?
競技プログラミングは、与えられた問題を解くプログラムを素早く、そして正確に作成する競技です。
競技プログラミングの大会(コンテスト)が行われるWEBサイトとしては、AtCoder(https://atcoder.jp/)などが有名です。
私もAtCoderで開催されるコンテストによく参加しています。
中高生の読者の中には、日本情報オリンピック(JOI)に参加したことがある方もいるかもしれませんね。
私は、競技プログラミングを通してプログラムを素早く正確に作成する力、様々なアルゴリズムとデータ構造を使いこなす力などを身につけました。
情報工学科の授業でもプログラミングやアルゴリズムとデータ構造は当然学習しますが、それらを競技プログラミングで実際に使うことで、より高度な能力を身につけられると思います。
競技プログラミングを通して得た力は、大学の授業や研究でも実際に役立っています。
私は自然言語処理の研究に取り組んでいますが、研究を進める上でプログラミング能力は必要不可欠です。
また、大学で行われる授業の内容理解や課題の処理でも、競技プログラミングで培った力は大いに役立っています。
キャンパスへの出入りが厳格に管理されるようになったり、授業がオンライン化されるなど、コロナ禍で大学は様変わりしました。しかし、(高校までと比べて)自由に使える時間が多いという点は変わっていないと思います。
自由に使える時間を上手に活用し、楽しい大学生活を送りたいものです。興味があれば、競技プログラミングにも是非チャレンジしてください。
最後に一言「競技プログラミングは学業の役に立つ」
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