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生レポート!現役学生の声

主体性を大切に

2019年2月8日
広島大学 工学部
K.K.

私は広島大学工学部に在籍する4年生です。私が通う広島大学では1万人以上の学生が学生生活を送っています。高校までの学生生活に比べて周囲の学生数が非常に多く、また海外からの留学生も多く在籍しており、様々な価値観を持った人と交流する機会があります。

私の在籍する工学部第二類(電気電子・システム情報系)では、電磁気学や半導体、プログラミングなど電気・電子系統について幅広く学ぶことができます。しかし、入学当初の私は第二類に対して漠然としたイメージしか持っておらず、高校までに学んだ知識で講義や実験についていけるのか不安に思っていました。

工学部における実験は、講義で習った知識を実際に機器を用いて理解を深めるために必要不可欠な活動であり、学生が自ら電気回路などの実験環境を作成して計測からレポート作成まで自力で行わなければならず、高校までにやってきた受験勉強とは違い、部活動のようなチームワークを求められる活動です。

チームでの活動に対して、率先してみんなを引っ張っていくのが得意な人もいれば、リーダーは他の人に任せて受け身になりがちな人もいると思います。しかし、リーダシップを発揮することだけが大事というわけではなく、最も大切なのはチームの目標に向けて最大限貢献できることであると実験の経験を通して感じました。実験においてはみんなに指示を出すリーダーもいれば、機器を操作する役や計測する役、記録をする役もあります。大切なのはチームの中で自分に求められる役割を理解して主体的に行動することだと思いました。

大学生活では学部での活動以外にもサークルやアルバイト、人付き合いなどに高校までの生活よりも自由が利く分自分で主体的に行動する必要があります。その中で悩みや迷いが生まれてしまったときは、周りの環境や人々に積極的に頼ることが一番だと思います。ぜひ様々な人と出会い自分の大学生活を楽しみましょう。

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

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