鉄道車両に搭載するインバータなど電気品の設計・開発を行う部署で、システムエンジニア業務を担当しています。お客様への技術提案からシステム設計やプロジェクトの統括など、幅広い業務を担っています。大学ではダイヤモンドライクカーボンという薄膜材料の研究をしていました。企業との共同研究では、第一線で活躍されている技術者の方と関わる中で、専門知識以外にも多くの学びを得ることができました。この経験は就職活動でのアピールポイントになっただけでなく、自分のやりたいことを見極め、より良い就職につなげる確かな判断材料にもなりました。私は茨城県の出身で、震災でインフラが完全に遮断された時、その影響力の大きさを痛感し、この業界に興味を持ちました。社会への責任が非常に大きい仕事ですが、その反面「自分の関わった製品が多くの人の生活や仕事を支えている」という喜びも大きく、やりがいを感じています。今後も多くのことを学び、高品質な製品・システムをつくる一人前の技術者として、日本だけでなく、世界中の人々の生活を支える鉄道事業に貢献していきたいと思います。
大学で研究していた素材の特性評価や、製品に対してどのアプローチが最適かを検証していく過程は、分野は違いますが、インバータのシステム設計にも通じるところがあり大変役立っています。
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