ボール紙を使った簡単な工作で、傾斜板をきれいに転げ落ちる2枚の円板を作って実験してみよう。
ボール紙にコンパスで半径3cmの円を描き、四角に切り出してから線に沿ってはさみで切り、円板を2枚作る。
円板の中心を通る線(直径6cm)を引く(2枚)。
円板の1枚に、切り込みを入れる。切り込み溝の幅は厚紙の厚さくらい。深さは円板の半径の0.586倍にする(約0.6倍)。これで、重心の高さが一定の状態で転がることができる。
円板2枚を組合せ、ずれないようにセロテープでL字に止める。
傾斜板の上に静かに置いてみる。
床の上に置いて、うちわで(縦に)扇いでみる。
円板の切り込み深さを変えてみる(ほとんどのものが転がります)。
円板でなくとも転がるものがある。
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